今年もアツ~い夏の訪れとともに大阪湾の人気ターゲットが釣れ出した。
そう、船タチウオのシーズンの開幕だ。
今回は大阪・泉佐野食品コンビナートから出船している上丸に乗り込んで、その釣れっぷりを取材してきた。
当日、まずは神戸沖の水深は60m前後のポイントからスタート。
誘い方はストップ&ゴーや、あまり誘い幅の大きくないジャークなどの誘いで始める釣り人が多い。
船中ファーストヒットは右舷ミヨシから2番目の釣座の櫻井氏。
リール2回転に3~4秒ステイで誘っていたるとゴツゴツとしたアタリが発生。
フッキングさせて竿が曲がり込み上がってきたのは、幅指4本ぐらいのアベレージサイズ。

船中ファーストヒットを上げたのは櫻井氏
すると今度は福井氏の竿が大きく曲がっている。
上がってきたのは思わず「デカっ」と声が漏れてしまった幅指5本超120cm前後のドラゴンサイズ。
「底を取るとすぐにアタリが出て、リールを1回転早巻きしてステイすると追ってきた。そこから何回か追わせたらググッと竿が入ったのでフッキングしたらズドーンと乗った」とのこと。

福井氏にはいきなり大型がきた
しかし、そこからが神戸沖は厳しく、追わせようと誘い上げても2回目のアタリが出ない。
そんな状況が続き、この後船上に顔をのぞかせたタチウオは1尾。
そこで村上船長は大きくポイントの移動を決断。
洲本沖へと向かう。
洲本沖では100~110m前後の深場のポイントが中心。
村上船長から「100~70mくらいまで幅広く攻めてみてー」とアナウンス。
すると、矢部氏にヒット。
上がってきたのは幅指5本。
「水深75m前後できた」とのこと

船テンヤタチウオに初チャレンジだったと言う矢部氏が大型ゲット
その後も釣れれば幅指4本以上という状況が続くが反応は渋い。
13時を回った頃に元島氏の竿がゴンゴンと強く引き込まれた。
上がって来たのは、顔付きも立派な特太サイズの幅指6本。
「80mラインで竿が急に持っていかれた」とのこと。
取材後のタチウオの状況だが良型、大型まじり2ケタ釣果も多数と絶好調。
開幕から好調な大阪湾の船タチウオ、出掛けるなら今が絶好のチャンスだ!
次ページでこれから船テンヤタチウオを始める人のための攻略法を紹介