青物はブルーが好き?
最近、和歌山の加太沖で釣りを楽しんだ筆者。
加太では、ビニールなどのギジエを使用した釣りで、タイをメインに青物などを釣ることができます。
当日は、加太港から出船している藤原丸へと乗船。
その時に乗船していた、中乗りさんに面白いことを教えてもらいました!
乗船していたのは、藤原船長の息子の藤原佑樹さん。近畿大学の水産学部に通っており、釣りの知識も抜群。

藤原佑樹さん
エサ代わりに使用するビニールは、ピンクやオレンジ、ブルーなど、さまざまなカラーをその時の状況に合わせて使用します。
すると、佑樹さんがあることを教えてくれました。
と、いうこと。
少し半信半疑な筆者。この日は、ピンクとブルーのギジエをほとんどの人が使用していました。
中盤以降からアタリだし、上がってきた魚を見ると、見事にメジロ、ハマチはブルーのギジエばかり食っています!
これは驚き!
その一方、この日タイはピンクのギジエばかり食っていました。
もちろん、タイでもブルーにアタることはありますし、青物がピンクにアタることも。しかし、全体の傾向として、ブルーに青物がアタることが多いそうです。
ということは、青物の気配があり、狙いたい人は、ブルーのギジエを使用するのがいい。
これは、嬉しい耳より情報。次回の釣行の際には、ぜひ試してみたい!
ちなみに、「ブルーのギジエを使用する場合は、ピンクの中にひとつだけブルーをまぜておくことがオススメ」だそうです。
有難い話を聞けました。またひとつ、引き出しが増えた筆者でした。
加太沖のギジエで狙う釣りは1年を通して楽しむことができます。
仕かけは料金に含まれている釣り船がほとんどなので、仕かけの用意も必要なく、仕かけ捌きさえしっかりできれば、手軽に釣行を楽しむことができますよ。
ぜひ、行ってみてくださいね。
■取材協力:藤原丸