価格相応の価値っていうのはもちろんあるのだけれど、価格で本質を見失うというのもよくある話で。
出典:アルファタックル公式
「なおちん」こと井上直美さんが手にしたナイスなマダイ。こちらは晩春(初夏?)に、千葉・外房のひとつテンヤマダイを得意とする梅花丸さんでキャッチしたマダイ。
良型マダイを獲った竿はテンヤマダイFT
ロッドはテンヤマダイFT。「フネタツ」シリーズを受け継いで、新たにFTシリーズとなった竿で、そのジャンルは沖釣りをメチャクチャ幅広く網羅する。
品名 | 全長 (m) |
継数 (本) |
仕舞 (cm) |
標準自重 (g) |
先径 (mm) |
元径 (mm) |
オモリ負荷 (号) |
アクション | 価格(税別) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
240MH | 2.4 | 2 | 124.5 | 155 | 0.9 | 14.2 | 3-15 | 7:3 | 14,000円 |
FTシリーズは、その価格14,000円(税別)と統一されているのが特徴。ちゃんと、良型マダイ問題なく取れます。
基本的にブランクスの設計思想がしっかりしているのは、長きにわたり沖釣りに真面目に向き合ってきたアルファタックルのロッドたる所以で。
トップはハイフレックスカーボンソリッド。これは総糸巻きカーボンソリッドトップ。全体に糸巻きと厚塗りを施す事で復原力を抑え、よりしなやかな曲がりと超高感度を実現したもの。
しっかりバットパワーが備わり、かつティップは繊細。そんな、ひとつテンヤに求められる基本的な条件をしっかりと抑えているわけです。
テンヤマダイFTに関しては、長さは2.4mでMHと関東のひとつテンヤマダイにおいてはド真ん中。
必要な要素は譲らず、パーツマテリアルを調整し良コスパ
ではなぜに、かなりリーズナブルなのか? これについて大きな部分はガイド。ガイドリングはOリングを採用していて、そこでかなりコストを抑えることができているのです。
Oリングは、例えばSiCガイドリングなどに比べると、耐熱性能などにおいて劣るのは間違いないのだけれど、では実釣で使えないのかといえば、冒頭の写真なのです。
十分に実釣で問題なし。もちろん長期的視野で見るか、細かい感度や軽さまで言及するかという部分でも大きく異なってくるのですが、エントリーから「だいぶこの釣りも覚えたしステップアップしたい」と思うまで、末永く愛用できるロッドだと思います。
まず始めたいなら、背伸びせずに各ジャンルの沖釣りを楽しみたいなら、このテンヤマダイFTはもちろん、現在計8ジャンルが登場しているのでチェックしてみてはいかが?
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