誰かが言った。
「いい~、せんずり(船釣り)してるねえ」。
その時の乗船者は大爆笑だったそうな。
そこから話が盛り上がり、「船釣り(せんずり)大会をやろうじゃないか」という話になった。
その大会も2回目だ。
魚が掛かれば合言葉を叫ぶ
釣り方はジギングメインでルアーであれば比較的自由。
しかし、1つだけ厳しいルールがある。
それは魚が掛かれば「イク~‼」と叫ばなければいけない、と言うことだ(笑)。
これを言わなければ、釣った魚がエントリーできないと言うのだから、厳しいルール。
開催地は魚が濃い紀伊長島沖
そんなこんなで開催された大会は綾玲、そして第八真樹丸の2船に分かれて出船。
港からおよそ30分ほどで紀伊長島沖のポイントへ到着。
ポイントは瀬の周りや魚礁でドテラ流しで狙う。
水深、指示ダナは船長が丁寧に教えてくれる
水深は深場では100m、浅場では30m前後と幅広く探ったが、メインは70~80m前後だった。
「水深70m、ベイトは10mまで」と東船長がアナウンスしてくれるので、ベイトが居るタナまでを誘えばよい。
中盤からプチラッシュに突入!
すると、ワンピッチジャークで誘っていた釣り人の竿がガツガツ、ゴゴンと舞い込んだ瞬間に思いきり合わせる。
そして、その瞬間に「イクー‼」と叫ぶ。
船中から笑い声が聞こえる。
海面に上がってきたのは良型ヒラメだ。
しっかりと叫んだのでエントリーオッケー(笑)。
この後も、「イクー」という叫び声が船中に幾度も響き渡った。
そして、後半についに、その時はきた。
「きたよ‼ イクー‼」との叫び声とともに上がってきたのは、メジロだ。
このメジロが、閉会式のクジで決まったルールの1尾長寸の最大魚となり、釣り上げた浦井氏が第2回の大会を制した。

優勝 浦井丈夫氏 メジロ67.2cm

2位 谷通秋氏

3位 佐藤隼人氏
優勝賞品は何とも嬉しい、「オシアコンクエスト(シマノ)」が贈られた。
次回の大会は3月1日‼
人数に限りがあるので気になる方は早目の問い合わせを‼