専用の短竿で狙うワカサギ釣りは、アタリを取って掛けていく釣り。
釣果を上げるためには、そのアタリをだす感度が求められます。
「軽さは感度」を謳うダイワのワカサギ竿の最高峰「クリスティア ワカサギ LTD AGS」に今期は、新たに2つの調子が追加されました。それが、「クリスティア ワカサギ LTD AGS誘惑330S」と「クリスティア ワカサギ LTD AGS速攻335SSSS」。
この2本の特長を、ダイワテスターの千島克也氏と久保田稔氏が実釣をまじえて解説しています。
その動画がこちら↓
この「クリスティア ワカサギ LTD AGS」シリーズの最大の特長は、何と言っても穂先のガイドにAGS(エアガイドシステム)が採用されていること。

出典:ダイワ
軽くて高感度なガイドを使用することで、ダイワのワカサギ穂先史上、最高の感度を実現し、ワカサギの小さなアタリもより多く判別できるようになっています。
これがクリスティアワカサギ穂先の最高峰と言われる所以ですね。
クリスティア ワカサギ LTD AGS誘惑330S
新調子の「LTD AGS 誘惑 330 S」は、既存モデルの「LTD AGS誘惑370SS」に比べてやや張りのある先調子。
写真上の指で押さえている所を起点に、そこから穂先にかけてはよく曲がって柔軟性があり、そこから胴寄りはガチガチに硬くしたタイプ。
これにより、アタリがあれば穂先の振り幅は大きくなり、小さなアタリも大きくでるようになっています。テスターの言葉を借りれば「メリハリのあるアタリがでる、今までにない調子」だそう。アタリを判別する目感度に磨きが掛かっています。
また、1尾掛けると、竿先がよく暴れるので、仕かけが動いて多点掛けも狙いやすくなるとか。
穂先の曲がりイメージを既存モデルと比べると、こんな感じです↓
また、LTD AGS 誘惑 330 Sは目感度だけでなく、手感度、掛け感度も向上。穂先の曲がりと、胴の反発力を利用した誘いで、今まで以上に掛け合わせる釣りが楽しめます。
オモリ号数は、入れ食い時は7~10g、食い渋り時は徐々にオモリ号数を落として使用するのがよいそうです。
クリスティア ワカサギ LTD AGS 速攻 335 SSSS
もう1つの新調子「LTD AGS 速攻 335 SSSS」は、73調子でトップが軟らかく、胴は硬めに設定されたモデル。
ガチガチに硬くしていないので、巻き上げる時にもクッション性があり、大型のワカサギにも十分対応できます。
穂先は戻りが速いので、多少アワセが遅れても乗ることも多いタイプ。アワセのタイミングも取りやすく、電動2丁釣りにもオススメの穂先だそう。
穂先の曲がりイメージを既存モデルと比べると、こんな感じです↓
オモリ負荷は0.5~5gで、深場から浅場まで対応。操作性と扱いやすさが向上しており、誘い後のブレもセーブしてくれます。
クリスティア ワカサギ LTD AGSのラインナップ
この秋の新調子2本の登場で、計4モデルとなりました。
品名 | サイズ | 自重(g) | 全長(mm) | 鉛負荷(g) | メーカー希望本体価格(円) |
誘惑 | 330S | 約5 | 330 | 5.0-10.0 | 14,700 |
品名 | サイズ | 自重(g) | 全長(mm) | 鉛負荷(g) | メーカー希望本体価格(円) |
誘惑 | 370SS | 約5 | 370 | 3.0-7.0 | 14,700 |
品名 | サイズ | 自重(g) | 全長(mm) | 鉛負荷(g) | メーカー希望本体価格(円) |
速攻 | 335SSSS | 約5 | 340 | 0.5-5.0 | 14,700 |
品名 | サイズ | 自重(g) | 全長(mm) | 鉛負荷(g) | メーカー希望本体価格(円) |
速攻 | 310SSS | 約5 | 310 | 0.5-7.5 | 14,700 |
以上4タイプになった「クリスティア ワカサギ LTD AGS」。
どのモデルにもAGSが採用されており、感度はワカサギ穂先としては最高レベル。
あとは、自分に合った釣り方や好みで使い分けてみると、さらに釣果が伸びるのではないでしょうか。
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ダイワ公式「クリスティア ワカサギ LTD AGS」詳細ページはこちら
