シマノの汎用電動リールとして絶大な人気を誇る「フォースマスター600」が、2023年に進化して新登場しました!

出典:シマノ
「20フォースマスター」と何が違うのか? 大きく進化したポイントを3点を紹介!
フォースマスター600【シマノ】
品番 | スプール 径(mm)/幅(mm) | 糸巻量PE(号-m) | ハンドル長さ(mm) | ベアリング数BB/ローラ― | 夢屋ハンドルノブタイプ | 夢屋ハンドルタイプ | 電動ケーブル全長(m) | 本体価格(円) |
600 | 33/30 | 2-300,3-200 | 65 | 8/2 | B | BH-2,3,4,5 | 2.5 | 95,200円(税別) |
600DH | 33/30 | 2-300,3-200 | 55 | 8/2 | A | BH-2,3,4,5 | 2.5 | 95,200円(税別) |
シマノ公式「フォースマスター600」詳細ページはこちら
糸巻き量がPE2号300m/PE3号200mなので、水深200mまでの釣りを網羅する「フォースマスター600」。タチウオ、コマセマダイ、青物、ライト落し込み、ヒラメ、アマダイ、浅場のヤリイカ、アカムツはもちろん、イサキ、シマアジ、そしてアジ釣りまで対応する汎用性バツグンの電動リールです!
①“掛けた魚をバラさない”タッチドライブが大幅に進化
「フォースマスター600」の最大の進化点はタッチドライブ。新たに2つの進化を遂げています!
進化した操作性1つ目、それがタッチドライブスピードロック。
タッチドライブスピードロックとは、ワンタッチで狙ったスピード(中間速設定)で瞬時に巻き上げることができ、まるで車のアクセルのように、タッチドライブを再度押すと加速し、離すと減速することにより、ターゲットの動きに追従でき自由自在なスピードコントロールを可能にした機能のこと。
使用例をテンヤタチウオで言うと、急にタチウオが食い上げたとき。
あらかじめ設定した中間速ではスピードが遅く間に合わない場面で、タッチドライブを再度押すと中間速より加速し、タッチドライブを離せば減速し中間速に戻ります。
それ以外にも、青物とのファイトにおけるポンピング、コマセマダイの細ハリスによる繊細なリフトアップでも同様に、ロッドアクションに合わせて、容易に加速、減速することができます。
旧モデルに搭載されていた中間速設定が、「さそい速」と「ファイト速」の2つが設定できるようになりました。
例えばテンヤタチウオでは、「さそい速」を微速巻きに設定して誘い、掛けた後は「ファイト速」。といったように、今まで1つしか設定できなかった中間速設定を、贅沢に2つも設定できるようになりました。
今までの設定で慣れているから、どちらか1つしか使わない! という方も安心。どちらともOFFにすることもできるように設計されています!
②フォールレバーがより快適に
従来まではフォールレバーを掛けたままにしてしまうと、ハンドル回転や巻き上げにもブレーキがかかってしまっていました。
今回登場した「23フォースマスター600」に搭載されたフォールレバーには、内部にワンウェイローラーベアリングを搭載。
フォールテンション(ブレーキ)をかけた状態でもハンドル回転やモーターの巻上げにブレーキが掛からないのだとか!
仕かけ投入後、うっかりレバーを下げるのを忘れて、あっ! アワセが効かずバラした…。となってしまうコトがなくなりますね、ちなみに、フォールのブレーキ力はオモリ80号相当まで対応しているそうですよ。
③パーミングがしやすいボディに進化
実際に握ってみて感じたのが、旧モデルと比較してめちゃくちゃ握りやすくなっている、ということ。「フォースマスター200」にパーミング感が近いというか、タッチドライブがサワリ約成ったというか。とにかく非常にコンパクトになっています。
それもそのハズ。電源ケーブルのコネクターをハンドル側に配置するSコンパクトボディが採用されたことで、「フォースマスター200」と同等の高さに抑えられているとのこと。また液晶のサイズは大きくなっているので、ボディはコンパクトになりましたが、画面が見やすくなっています。
これなら今までテンヤタチウオでボディサイズを気にして「フォースマスター200」を使っていた方も、使いやすくなったのではないでしょうか。
より便利に、さらにコンパクトなって「フォースマスター600」
タッチドライブの可能性がさらに広がり、そしてコンパクトになったことでより使いやすくなった「フォースマスター600」。
電動リールが欲しい! と思っていた方はぜひチェックしてみてください!