大人気の”船カワハギ”。やってみると、面白くハマる人が続出しているようだ。
人気の船カワハギを楽しむ
カワハギ釣りにハマることを”カワハギ沼”と言うようで、SNSで”#カワハギ沼”とよく見かける。
そこで、船カワハギ釣りに力を入れている、徳島・阿南の水天丸で1月31日に取材を敢行した。

徳島・阿南中林港から出船している、水天丸
水天丸の出船場所はこちら
夜は寝ているカワハギ
「カワハギは夜は寝ている」と言われているため、釣れ出すのは日が出てからなので、出船は7時。阿南中林港を出船しておよそ40分ほどで、ポイントへと到着した。
カワハギは、砂泥地帯や岩礁地帯などさまざまな場所に生息している。そのため状況に応じて釣り方をかえなければいけないが、この日は、砂泥地帯がメインで、時おり岩が点在しているポイントを狙った。
船長から合図があると、さっそく釣りをスタート。
この日はエサは取られるが、食いが渋く、エサのアサリの内臓だけが取られたりと、アタリがでなかったり、でてもかなり小さい。
内臓だけが取られたアサリ
そんな中でもコンスタントに釣り上げているのは、ベテラン古岡氏。古岡氏は次々とカワハギをヒットさせている。

阿南の古岡氏
コロコロと変わるタナを探る
話を聞いてみると、「まずはキャストして探る。この日は食いが渋いから、竿も軟らかめがベスト」とのことだ。また、序盤はベタ底、中盤以降は浮いてきた。同じタナを探るのではなく、何処にカワハギがいるかを探ることも釣果を伸ばすコツのようだ。
圧巻だったのが、中盤の浮いてきたカワハギを誘い下げていき、その後仕かけをたるませてヒットに持っていくパターン。これが見事にハマり、64尾と圧倒的な釣果だった。
竿頭の古岡氏はカワハギを64尾ゲット
やればやるほど、深みへハマるが、ビギナーでも十分に土産が期待できるカワハギ釣り。
シーズンは5月末まで。今期は当たり年なので、始めるなら今がオススメだ。