伊勢湾の伝統釣法、“ウタセマダイ”という釣りを知っていますか?
針にエサを付けることさえできれば、初心者でも魚の王様マダイが釣れるうえ、食べて美味しいハマチやシオ(カンパチの若魚)、アジなどが釣れるので、完全ボーズは滅多にない楽しい船釣りです。
今回は、そんなウタセマダイという釣りと、入門にオススメのロッドを紹介!
ウタセマダイについて
ウタセマダイは、地元の海で取れるエビ(サルエビ=ウタセ網で採るからウタセエビと呼ばれる)をマキエ、サシエに使ってマダイを釣る伊勢湾の伝統釣法。だからウタセマダイと呼ばれているワケですね。
春には大きな個体を、秋は数釣りが楽しめる傾向にあります。
タックルと仕かけについて
タックル(道具立て)は上記の通り。
仕かけはオモリ30~50号の上に2~3本エダスが伸びており、その先に針が付いています。そこにウタセエビを取り付けて魚を誘います。
エサの付け方
エサはもちろん生きたウタセエビを使用します。
エサの刺し方は、ウタセエビのツノの下から真っすぐ上に針を刺し、針先を少しだけ出します。ウタセエビと、針の軸が直角になった状態がベスト!
エサが弱っていると極端に魚の食いが悪くなるので、すぐに元気なエサと交換しましょう。
誘い方
誘い方はとてもカンタン! 手順はたったの5ステップ。
①仕かけを投入して、着底させる
②すぐにリールを巻いて糸フケを取り、アタリを待つ
③アタリがなければ、少しずつ上のタナを探っていく
④アタリがあれば、青物狙いならしっかり合わせ、マダイ狙いなら向こうアワセでOK
⑤水面まで巻き上げてくれば、仕かけを手繰り寄せて抜き上げる。魚が大きければタモですくう
難しい操作がなく、しかも美味しい魚が釣れてくれるので、初心者も楽しめるオススメの釣りです!
入門にオススメのロッド
そんなウタセマダイをやってみたくなった! という人にオススメのロッドがアルファタックルの「伊勢湾FT」。
2.3mと取り回しの効く扱いやすい長さに、ベーシックな7:3調子なので初心者も扱いやすいロッドです!
また、穂先はグラスソリッドという、非常にしなやかな素材を使っているので、マダイが食った時も違和感を感じることなく、自動的に食わせられるので安心。
また、オモリは10~80号まで対応するので、色んな伊勢湾の釣りに使えて汎用性が高いのも嬉しいポイントです。
これではお値段ナント14,000円(税別)! 船釣りロッドでは破格です!

出典:アルファタックル
全長 (m) |
継数 (本) | 仕舞 (cm) | 標準自重 (g) | 先径 (mm) | 元径 (mm) | 錘負荷 (号) | L1 (mm) | L2 (mm) | メーカー希望 小売価格 (税別) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2.3 | 2 | 118 | 127 | 0.9 | 12.2 | 10-80 | 530 | 410 | 14,000 |
アルファタックル公式「伊勢湾FT」詳細ページはこちら
これから楽しくなるウタセマダイ! カンタンで面白い釣りなので、船釣りをやったことがない人も、ぜひ一度楽しんでみてはいかがでしょうか。
