入ってみたいけど、敷居が高く感じて入ることを躊躇してしまうお店ってありませんか? 人によってはが、個人営業の飲食店だったり、アパレルショップだったり。
記者にとってのソレは、地元・大阪で愛されている釣具店「伊勢吉(いせきち)」。
後で知ったのですが伊勢吉は、なんと創業100年以上の超老舗。
いかにも熟練釣り師が集いそうな雰囲気で、入ってみたいけど遠慮してしまう……そんなお店だったんです。
今回は勇気を出して、1歩踏み出して潜入取材をしてみました!

△いざ潜入!
店内は明るい雰囲気で居心地◎!
店内に入ると、スタッフさんが元気なご挨拶でお出迎え! そのおかげもあって、一気に警戒モードがほぐされました(笑)。
実際に店内を見渡してみると外観以上に広い!

△店内入口スグ。奥行きがあって広い!

△入口横の通路

△奥に行くと冷凍エサやロッドコーナーになっている
エサ釣り、ルアー問わずぎっしりと商品が並べられていて見ごたえ充分。取材をした7月月は、周辺の地域ではタコ釣りとチヌ釣りが盛り上がっているようで、専用コーナーも設置されていました。

△タコ釣りの特設コーナー
今回取材にお付き合いいただいたのは、スタッフの足立さん。
足立さんに伊勢吉がコダワっているポイントを聞いてみました。
とにかくお客さんには釣ってもらいたい!
コダワっているポイントはズバリ、お客さんにはとにかく釣ってもらいたい! そして釣りを楽しんでほしい! その気持ちを大事にしているとのこと。
実際に最近あったことでいうと、チニングを始めてみたい学生さんが来店されたそう。釣り方やらオススメのワームやらをレクチャーした後に、岩ガニの購入をオススメしたそうです。

△対応して下さった足立さん
これはお店の売り上げを上げるためではなく、そこにチヌが居るのかどうかを知って欲しいから。
居ない場所で投げ続けて、釣れなかったらチニングの楽しさを知らないまま終わってしまいますが、カニを投げて反応があったうえで釣れなければ、ワームが悪いのか、釣り方が悪いのか、と考えて釣りをする楽しさが生まれます。
ただ単純にお客さんからの要望に応えるだけではなく、プラスワンで正直な提案をすることで、より釣りを楽しんでもらえるようにしているんだとか。
エサ釣りをする人にとって、エサの鮮度は釣果を左右する重要なポイント。
伊勢吉では創業以来、エサの管理は徹底されていて、鮮度バツグン。
これもお客さんに釣ってもらいたい! というコダワリに紐づいているワケですね。
100年以上続く理由が分かった
そんなお客さんファーストな伊勢吉だからこそ、創業から100年以上地域のお客さんに愛されているんだろうなぁ。と感じた記者。
みなさんの周りにある入ってみたいけど、中々入れないお店も、入ってみると実はそんなに身構えなくてもイイお店なのかもしれませんね!
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釣具専門店 伊勢吉(つりぐせんもんてん いせきち) プロフィール