シーバス(スズキ)やチヌ(クロダイ)、マダイ、マゴチなどを狙う釣り人の皆様。釣った魚を三枚に下ろした時、身の中に「白い粟粒(あわつぶ)や米粒のような斑点」を見つけたことはありませんか?
それ、もしかすると、「クドア・イワタイ」という寄生虫かもしれません!
「クドア・イワタイ」の特徴とリスク

ヒラメの食中毒で知られる見えないクドアとは異なり、クドア・イワタイは魚の筋肉の中に「シスト」と呼ばれる白いカプセルを作るため、捌く際に肉眼ではっきりと見つけることができるのが最大の特徴です。
この「シスト」は乳白色なので、脂肪の塊に見えるのがいやらしい。
かつては人に害はないと考えられていましたが、近年、生で食べてしまうとヒラメのクドアと同様に、食後数時間で一過性の嘔吐や下痢を引き起こす可能性があることが分かってきました。
安全に食べるための対策
せっかくの素晴らしい釣果です。美味しく、そして安全にいただくためには以下の対策を徹底してください。
①捌く際の目視確認
身をよく観察し、白いブツブツ(シスト)を見つけたら、その部分は生食(お刺身や洗いなど)を絶対に避けてください。
②加熱処理
シストがある部分でも、取り除くか、中心部までしっかり加熱(75℃で5分以上)すれば無毒化されます。唐揚げやソテー、塩焼きなどにすれば、問題なく美味しく食べられます。
③冷凍処理
マイナス20℃で4時間以上(家庭用冷凍庫なら念のため一晩〜丸一日)しっかり冷凍することでも安全になります。
「身の中に白い粒を見つけたら、お刺身は我慢して火を通す!」
これさえ覚えておけば大丈夫です。
正しい知識と処理でリスクを回避し、ご自身で釣り上げた魚を最後まで安心して堪能してくださいね!

























