【伝統のカタチを継承】ウワサのタコ専用エギ「ハヤシのタコさん」を大解剖

船タコ釣り特集

ハヤシのタコさん」は、書いて字の通り、林釣漁具製作所HAYASHIブランドの、タコ専用エギ。

ダイレクトなネーミングですが、タコにさん付けするあたり、馴染みやすいですよね。

HAYASHI初となるタコ専用エギ「ハヤシのタコさん」ですが、いったいどんなエギなのか。気になることが満載なので、開発に携わった吉田さんにお話しをお聞きしてきました!

吉田 圭吾(Keigo Yoshida) プロフィール

林釣漁具製作所のHAYASHIブランド企画開発スタッフ。愛媛県出身で、幼少期の頃から釣りを楽しみ、淡水、海水ともにオールラウンドにこなす根っからの釣り好き。特に好きな釣りは、バスフィッシングのトップウォータースタイルと、軟体系オフショアゲーム。学生時代にモノづくりを学び、現在に至る。1996年生まれ。

吉田さんは、林釣漁具製作所入社3年目。企画開発業務に携わり、日々釣具の製作に勤しむ、若手のホープ。

愛媛県出身で、学生時代に大阪在住を経て、現在は林釣漁具製作所の本社を構える高知在住。

元々、バスフィッシングが大好きだった吉田さん。トーナメント志向というよりもクラシカルなスタイルの釣りが好きで、「古き良き」スタイルを愛する人物。

そんな吉田さんは、入社2年目にして、タコ専用エギの開発を担当することになったのです。

 

開発の経緯

林釣漁具製作所といえば、エギのイメージが強いと思いますが、創立1946年の老舗漁具メーカー。

代表エギの「餌木猿」も、昔ながらの「桐」製で、職人さんによって1つ1つ手作りで作られています。

タコ用の釣具に関しては、会社で昔の資料を調べると、手釣りで使用するテンヤなどの漁具はあったそうですが、現行で発売されている商品はない。

当時、船タコゲームにハマっていた吉田さんは、「林釣漁具製作所ならではのタコ用エギを作りたい!」とういう思いで、昔の資料を読み漁り、 1つの答えにたどり着きました。

 

「引きエギのボリューム感と姿勢がマッチする」

引きエギとは、引きエギ漁と呼ばれる、漁師がアオリイカを釣る漁に使用されていたエギのこと。

この写真は、実際、林釣漁具製作所から発売されていたもので、4.5号相当のサイズのある大きなエギ。

見ての通りかなりボリュームのあるボディで、前方と後方のボリュームの差も独特。

また、水中での姿勢は尻上がりになるように調整されていて、この姿勢も決定打となったそう。

そして、吉田さんが何より納得したのは、HAYASHIらしいクラシカルなイメージにぴったりなこと。

ということで、このエギを元に、HAYASHI初のタコ用エギ「ハヤシのタコさん」の開発がスタートしたのでした。

 

コンセプトは「クラシカルな形だけど、自由な発想で楽しんでもらいたい」

漁具由来のクラシカルなボディ形状が特徴の「ハヤシのタコさん」ですが、現在の船タコゲームシーンにマッチするように開発。

独特な2段ボディの素材ABS樹脂製

まず、ボディの素材は、桐ではなくABS樹脂製に変更。開発当初は桐製も視野にあったそうですが、量産に向かないことと、価格帯を抑えて発売したかったことで、ABS樹脂製になっています。

この2段ボディですが、前述のように引きエギからヒントを得てデザインされていますが、このメリハリのあるボリュームの差が水中で波動となり、タコにアピールできているのではないか、と吉田さん。ボリュームがあるだけではなく、視覚的にも水押しでも、有効的にタコにアプローチできます。

また、こちらも前述の通り、後方に浮力を持たせる形状にすることで、バランスのよい姿勢を意識しています。

シンカー形状について

鮮やかなカラーが施されたシンカーですが、特長的な長い形状。これは、ボトムの接地面を大きくして、感度を上げるため。また、カラーでもタコにアピールできるように、ボディカラーに応じて派手めのカラーを採用しているそうです。

ブレードについて

カンナの後ろにセットされたブレード。フラッシングでタコにアピールするために採用されていて、ブレードには林釣漁具製作所のロゴにも使われている「は」の文字入り。

カンナはバーブレス3本針の半傘仕様。根掛かりもばっちり回避します。

ラトルについて

ボディにはラトルが内蔵。ビーズ型の細かいラトルで、高音でタコにアピールします。

自由な発想で楽しんでもらいたい、オプションアイ採用

シンカーの前方と後方にはオプションアイが搭載。

写真のようにタコベイトを装着したり、ブレードを装着したり。またはラバーやワームなども装着したり、自由な発想で楽しんでもらいたい、遊び心のある仕様になっています。

ちなみに、気になっている人も多いと思いますが、ダイレクトな商品名「ハヤシのタコさん」の由来ですが、何の商品か分かりやすいように、という思いと、タコにさんを付けることで、親しみがわくように、ということで命名されたそうです。「タコさん」って耳馴染みがよくて、ナイスネーミング。愛着もわきますね。

コストパフォーマンスが高いのも魅力!

ということで、「ハヤシのタコさん」の生まれた経緯やコンセプト、特長などを解説してきましたが、開発者の吉田さんは「いろんな釣り人に使ってもらえるように、価格帯も抑えています」と話します。

メーカー希望小売価格(税別)は3号が680円、3.5号が730円と、お財布に優しいのもポイント!

 

HAYASHI渾身のタコ専用エギ。2021年6月下旬発売予定なので、ぜひ今季の船タコゲームに投入してみてください。

 

■「ハヤシのタコさん」SPEC

サイズ:3号/約85mm/25g、3.5号/約106mm/35g

カラー:オレンジマツバ、モモマツバ、ミドリマツバ、トラマツバ、ムラムラマツバ、オレンジねじり、チャートねじり、ヒノマルハ

メーカー希望小売価格(税別):3号680円、3.5号730円

HAYASHI公式「ハヤシのタコさん」詳細ページはこちら

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林釣漁具製作所 プロフィール

高知県高知市に拠点を置く創立1946年の老舗漁具メーカー。漁の実績に裏付けされた長年のノウハウを駆使し、ライトゲーム中心の「Tict」、エギングでは「餌木猿」、ソルトゲームの楽しさを追求する「HAYASHI」の3つのブランドを構える。各ジャンルでこだわりの詰まった製品をプロデュースしている。
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