梅雨から夏を迎えるにつれて盛期を迎える釣りがある。
大阪湾の人気ターゲット、40cm超の「鬼アジ」と呼ばれる大型マアジ狙いだ。
今回は海新丸の宮下船長から「大型が釣れ始めたよ」との吉報を受けて、泉佐野食品コンビナートへと足を運んだ。
鬼アジ狙いの集合時間は午前9時と、少しゆっくりで、電車釣行の釣り人もいるほど。
今年の状況を船長に確認すると「スタートが遅れたけど大型が釣れ始めたね。潮は大きい方がよい」とのこと。
ポイントの友ケ島周辺までは約50分ほど。
水深40mからスタート。
ファーストヒットは35cm前後の良型マアジ。
当日はこのぐらいのナイスサイズがメインに釣れていた。

ファーストヒットは引田氏。当日は竿頭タイの17尾を釣り上げた
潮が動かなくなるとアタリはなくなるが、百戦錬磨の船長がポイントを流し替えながらアジの反応を見つけていく。

ダブルヒットもあった
40cm前後の良型が釣り人全員にいきわたり、船中もかなりにぎやかになり、笑顔が溢れていた。
最終的にマアジ47.5cm頭に1人6~17尾と満足の釣果で納竿。
スタートは少し遅れたものの、好調に釣れ始めた大阪湾の鬼アジ。
そのバツグンの食味と釣味を楽しみに、出掛けてみてはいかがだろうか。

当日の竿頭の長野氏は型でも最大47.5cmの大型を釣り上げた
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