自作のへの字調子が魚の様々なアタリを表現してくれる
まずはタックルの紹介から。
石井氏は試行錯誤しながら、20年ほど前から、への字調子のチヌ竿を自作。
全長1.8mで、への字に曲がっている所から先は45cm。胴は大チヌが来ても大丈夫なようにしっかりしている。
この竿の特長は、いろいろなアタリを表現してくれることにある。
本人曰く「前アタリがくる前の前アタリが分かる」。
例えば、エサ取りのアタリは押さえた後、竿先が戻るが、チヌの場合は戻らない。
そのようなアタリを現わしてくれるのだ。
リールは木駒リールを使用する。
木駒リールを使用するのはチヌとのやり取りが面白いからだ。

への至竿

木駒リール
ダンゴは割れにくく、魚が触って割れるイメージで
石井氏の釣り方は、ダンゴは割れにくくして、魚が突いて崩れるような感じにするやり方で、崩れ加減はアンコの量で調整する。
サシエはオキアミの抱き合わせがメイン。

ダンゴは固め

サシエはオキアミの抱きアワセ

ダンゴの投入はシャクで行う

石井大助氏(56)。白石湖に魅了され例年1~3月は白石湖に通うベテラン釣り師
以上が石井氏の釣り方とタックルだ。参考にして釣果に繋げてみてほしい。
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