“軽さ”と“感度”は最強!! 極鋭タチウオシリーズにNEWラインナップ【2022ダイワの船テンヤタチウオTackle】

タチウオ特集

今期も各社から、船タチウオのタックルが続々と登場していますが、「軽さ」と「感度」でその最前線を突っ走るダイワからは、今期もマニア垂涎のNEWタックルが登場しました。

テンヤタチウオの釣りが全国の各地へと徐々に広がりを見せている中、ラインナップがますます充実されていくロッド&リール。船テンヤタチウオの最先端を行くダイワのタックルは、今年も目を見張るモノ揃いです。

軽さと感度でアタリが増える!!

タチウオ釣りに限らず、手持ちの釣りではよく「軽さ」と「感度」が注目されます。

それは、なぜか?

軽くて感度がよいとメリットが多く、結果的に釣果にも大きく差が出てくるからです。

その最大のメリットは、アタリの判別。

目で見える、あるいは手元で感じる、という魚からのシグナル「アタリ」をより多く感じることができます。

今まで「アタリもない(でなかったハズ)のに、テンヤにはエサが残っていなかった」っていうことありませんか?

タチウオは大きく引き込むアタリや、竿先を跳ね上げるアタリもありますが、状況によっては微妙に穂先がブレるような小さなアタリもあります。

それが通常のロッドでは気付きにくい、または表現されていなかった。それが、軽くて感度のよい竿なら、それらのアタリが分かるようになる。

つまり、感じられるアタリが増える、それは釣果に繋がります。

これは即掛けの釣りスタイル、追わせて確実に掛ける食わせスタイルの釣り、どちらのアングラーにとっても同じ。アタリが分かれば、ヒットチャンスは自然と高まる。これは当然の流れですよね。

それを満たしたロッドの代表格が、ダイワのハイエンドモデル「極鋭タチウオ」シリーズ。

SMT(スーパーメタルトップ)やAGS(エアガイドシステム)、エアセンサーシートなど、軽量化、かつ感度を向上させるロッドテクノロジーがギュ~ッと詰まっています。

極鋭タチウオテンヤSP91H-165AGS

中でも、今期のイチオシは「極鋭タチウオテンヤSP91H-165AGS」。

91調子にさらに張りを持たせたH調子で、しかも165というショートレングス設定。極鋭タチウオテンヤSPシリーズの中でも、かなり尖った部類のロッドになりますが、このロッド、実際に使ってみれば凄さが実感できます。

品名 全長(m) 継数(本) 仕舞(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) テンヤ負荷(号) 錘負荷(号) カーボン含有率(%) 適合クランプサイズ メーカー希望本体価格(円)
91H-165AGS 1.65 2 120 92 1.1/9.8 30-60 40-100 99 SSS 52,500

そのスペックを見てもらうと分かりますが、軽い。

自重92gと、アンダー100gを大幅にクリアしています。

そして、全長165cmの長さ。極鋭タチウオテンヤSPシリーズは73、82、91調子とラインナップされていますが、この165を除けば、どれもが全長180~190cm。このモデルは、極端に短くなっています。

「軽くて、短くて、さらに91のH調子」、感度がよくて操作性が抜群というのは、うかがい知れますね。

竿の振り幅が小さくても、深場で確実にテンヤを動かせる

東京湾でノンストップバイブレーション釣法を編み出したテスターの高槻慧氏は、大阪湾でもこのロッドで同釣法を試しましたが、「シャクった時のレスポンスが高いので、竿を大きく振らなくても(バイブレーションさせなくても)テンヤがしっかり動く。(今回実釣した淡路島の)洲本沖のような深場でも、小さな竿の振り幅でテンヤをイメージ通りに動かしやすい」と言います。

小さな動作でテンヤが確実に動く、ノンストップバイブレーション釣法では常に竿を叩き続けるため、この振り幅の小ささは疲労も軽減してくれるので、長時間の釣りでも集中力が続きやすくなります。

追わせるスタイルにもバッチリ!

ロッドスペックを見た感じでは、アクションを入れて攻撃的に誘う即掛けの数釣りに向くロッドと思えますが、それだけではありません。

もちろん即掛けの釣りに最高なスペックですが、きくりんこと菊池雄一氏が実践する「深追い掛け釣法」にもマッチしてくれます。

深追い掛け釣法とは、アタリがあれば、タチウオに追わせて、そのアタリを掛けやすいアタリへと変化させ、1尾を確実に仕留めていく釣法。

もちろんこの釣法に適したロッドは、ほかにもありますが、先日菊池氏はこのロッドで同釣法を実践し、良型タチウオを爆釣していました。

その菊池氏は、「91調子で穂先の感度はビンビンな上、ロッドが短い分、アタリが見やすい」と言います。

深追い掛け釣法は、アタリがあればハンドルを巻いてテンヤをタチウオから離し、エサを追わせてタチウオの捕食スイッチを入れていく釣り。アタリがあれば追わせるので、そのアタリが認識できる、できないは重要なファクターとなってきます。

そして、アワセ幅。

菊池氏は確実に掛けられるアタリで合わせていきますが、そのアワセ幅は極小さなもの。これはもし、掛からなかった時も、テンヤをタチウオから大きく離さないためですが、91H調子と張りがあってアワセのレスポンスが高いこのロッドは、その小さなアワセ幅でも確実にフッキングできます。

さらに、そのパワーも秀逸。

ネジレ防止機能のX45でしっかりと引きを受け止め、メーターオーバーの良型や、それ以上のドラゴンクラスが掛かっても伸されることなく、安心してやり取りができるようになっています。

短くて張りがある「極鋭タチウオテンヤSP91H-165AGS」、即掛けの釣りだけでなく、追わせる釣りにもバッチリなロッドですね。

ダイワ公式「極鋭タチウオテンヤSP91H-165AGS」詳細ページはこちら

 

極鋭タチウオテンヤSP82S-185AGS

アイテム 全長(m) 継数(本) 仕舞(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) 錘負荷(号) テンヤ(号) コンパクトクランプヘッド適合サイズ カーボン含有率(%) メーカー希望本体価格(円)
82S-185AGS 1.85 2 140 104 0.7/10.7 30-60 40-100 95 SSS 52,500

極鋭タチウオテンヤSP82S-185AGSは、「感度」と「食い込みのよさ」と言う2つのテーマを高次元で両立させた82S調子のロッド。

82の先調子設定でありながら、73調子のようにアタリを弾かずにしっかりと食い込みまで導ける、穂先から穂持ちへのしなやかさが特長。

大型の強引にも、しっかりと竿が曲がり込んで溜めることができるので、バラシも軽減できるオススメの1本。

このロッドの詳細はこちらも参照↓

【今期の船タチウオテンヤ竿の大本命が登場!!】最高の感度に加えて、新調子の「82S(ソフト)」で食い込み性能が超絶アップ「極鋭タチウオ テンヤSP 82S-185AGS」

ダイワ公式「極鋭タチウオテンヤSP82S-185AGS」詳細ページはこちら

 

極鋭タチウオテンヤSP EX AGS178

極鋭タチウオテンヤSP EX AGS178は、極鋭タチウオテンヤSPが進化したハイエンドロッド。

絶対的感度、軽量性、高剛性は、他の追随を許さないエキスパートクラスとなっています。

アイテム 全長(m) 継数(本) 仕舞(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) 錘負荷(号) テンヤ(号) コンパクトクランプヘッド適合サイズ カーボン含有率(%) メーカー希望本体価格(円)
178 1.78 2 134 95 0.7/10.7 40-100 30-60 SSS 99 81,500

 

穂先はSMT、ガイドはAGSで感度、軽量性ともに最高レベル。

リールシートは、スリムトリガーのエアセンサーシートで、カラーは極鋭タチウオテンヤSPとは一線を画したブラックにレッド。シックで高級感に溢れ、所有の満足感も高めてくれます。

ダイワ公式「極鋭タチウオテンヤSP EX AGS178」詳細ページはこちら

 

リールは軽量かつ、ラインキャパのある小型電動がイチオシ

お次はリール。

船テンヤタチウオのリールと言えば、小型電動が主流ですが、小型の中でもしっかりとラインキャパがあるものを選びたいモノです。

と言うのも釣り場が広がるにつれ、大阪湾・洲本沖のような水深100m以上のポイントや、九州・豊後水道のような200mを超えるような深場の釣りでもしっかりと対応できるようにPE2号300mを巻けるキャパを目安に選ぶとよいです。

で、「今期のオススメは?」と言うと、↓

これ一択!! ダイワの「シーボーグ200J」です。

シーボーグ200J

このリール、従来モデルから軽量コンパクト&ハイパワーの「スモールモンスター」と呼ばれていましたが、それが今期フルモデルチェンジを果たし、より機能がアップした「スーパースモールモンスター」へと昇華しています。

大きくて見やすい液晶表示

大きく変わったひとつが、液晶表示。

表示される情報量も前モデルから大きく増え、手巻きスピード表示やデプスアラーム、電子ドラグサウンド、さらには、糸入力/メンテナンス/機能設定/登録名設定の4つの便利機能を搭載し、DAIWAアプリと連動するなど画期的なアイテムに仕上がっています。

出典:ダイワ

 

軽量コンパクトで快適度◎

ロッドの極鋭タチウオシリーズとのタックルバランスも抜群で、その相性の良さは折り紙付き。

軽くて操作性も最高レベルです。

何よりセンターに配置されたアルミJOGパワーレバー、この機能により、テンヤタチウオの釣りがより快適になっています。

テンヤタチウオではやり取りにおいて、良型、大型がヒットした場合は口切れでのバラシを防ぐため、竿で溜めるだけでなく、速度調整をすることもありますが、これなら引き込みに対して即座に対応可能。加減速は自由自在です。

モーターがさらにパワーアップし、超低速域の巻きは感動モノ

そして、このリールの目玉の一つである、超低速域のトルクの強さ。

巻き速度1でも、等速で力強く確実に巻き上げてくれます。

@tsurisoku

DAIWAの新製品、シーボーグ200Jがエグい!巻き速度「1」の超スロー巻きは感動モノ。百聞は一見にしかず、コレがNEWシーボーグ200Jのデッドスロー等速巻きです!#Fishing #釣り部 #釣り好き #釣り #船釣り #ダイワ#シーボーグ#つりそく#釣場速報

♬ Swear By It – Chris Alan Lee

そして、大型にも十分対応できるパワー。

強力なMAGMAXモーターもチューニングされて、よりハイパワー化されており、このモデルはさらに10%のパワーアップ!!

@tsurisoku

生まれ変わったダイワのシーボーグ200J、見た目も機能も全てがパワーアップ!ハイスピードの、あの独特の巻き上げ音がタマらない!見ただけで欲しくなります!#釣場速報 #つりそく #シーボーグ #ダイワ #船釣り #釣り #釣り好き #Fishing#釣り部

♬ オリジナル楽曲 – つりそく – つりそく

巻き上げ力は10kgです。

そして、ドラグ力も8kgから10kgへと、20%もアップしています。

ATD(オートマチックドラグシステム)も搭載しているので、深場でドラゴンクラスがヒットしても安心ですね。

シーボーグ200Jの詳細はこちらも参照↓

【あの「シーボーグ200J」がフルモデルチェンジ】見た目も機能も生まれ変わって超進化!!

ラインナップ

ラインナップは右巻き、左巻き、それぞれにシングルハンドルとダブルハンドルが用意されています。

品名 ギア比 巻き取り長さ(cm/ハンドル1回転) 自重(g) 最大ドラグ力(kg) 標準糸量PE(号-m) 最大巻上力(kg) 常用巻上速度1kg負荷時(m/分) JAFS基準巻上力(kg) JAFS基準速度(m/分) ベアリング(ボール/ローラー) メーカー希望本体価格(円)
200J 5.1 55 490 10 1.5-450
2-300
3-200
28(31) 155(172) 10 195 12/1 85,000
200J-DH 5.1 55 485 10 1.5-450
2-300
3-200
28(31) 155(172) 10 195 12/1 85,000
200JL 5.1 55 490 10 1.5-450
2-300
3-200
28(31) 155(172) 10 195 12/1 85,000
200JL-DH 5.1 55 485 10 1.5-450
2-300
3-200
28(31) 155(172) 10 195 12/1 85,000

※( )の数値は、スーパーリチウムを使った場合の概算値です。

ダイワ公式「シーボーグ 200J」詳細ページはこちら

 

以上が、今期オススメの船テンヤタチウオのタックルです。

ここで紹介したアイテムは、ダイワが誇るハイエンドモデルが多数ありますが、ベテランはもちろん、ビギナーが最初の1本に選ぶのも、もちろんアリ。テンヤタチウオの魅力にどっぷりとハマって、より高性能なモノに買い替えていくのもイイですが、そんなミドルモデルを大きく通り越して、いきなりハイエンドを使うのも上達の近道です。

ベテラン、ビギナー関係なく、ぜひこれらのタックルで、その高性能ぶりを堪能してみてください。

今以上にテンヤタチウオが楽しくなること請け合いです。

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!

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