船テンヤタチウオでドラゴンが釣りたい人に試してほしい「ドラポン釣法」を紹介!【立野義昭のドラゴンハント①】

タチウオ特集

みなさんは、テンヤタチウオで「ドラゴン」をどうやって狙っていますか?

ボトム付近を微速巻き? それとも数を掛けていって、その中に混じらせる?

ドラゴンを狙う方法は様々ありますが、ドラゴンハンターである、シマノフィールドテスターの立野 義昭さんは“とある釣法”でドラゴンを釣っています!

立野 義昭(Yoshiaki Tateno) プロフィール

早掛けスタイルを得意とするアングラー。釣り仲間からは「タテポン」という愛称で親しまれている。大阪湾タチウオキングバトル2016年、2018年ファイナリスト、シマノフィールドテスター

立野流ドラゴン攻略法「ドラポン釣法」

とある釣法というのは、立野さんが釣行を重ね、ドラゴンを釣るために編み出された釣法「ドラポン」。

カワイらしい名前の由来は、立野さんの愛称であるタテポン×ドラゴンでドラポンになったそうです。(笑)

かわいいネーミングとは裏腹に、その効果は抜群! 先日の取材では、大型のタチウオを連発させていました。

100cmオーバーの良型

ではどんな釣り方なのか、詳しく解説していきます!

ボトム付近を素早いリーリングで誘う

ドラポン釣法を簡単に説明すると、ボトム付近を、ナナメ、ヨコ方向に高速リーリング&ステイで誘い、小型のタチウオのアタリをほぐしながら逃がすことで、大型にスイッチを入れさせる釣法です。

立野さん曰く、ドラポンをする上でベストな状況は、潮が動いている時。もっと細かく言うと、着底した時、ボトムまでの深さより、1~2割糸が出ている状況だそう。

では詳しく解説していきます!

小型のタチウオにアタらせることからスタート

この釣法で重要なポイントは、小型のタチウオにアタらせること、そして掛けないことです。そうすることで、エサが水中にバラまかれて、コマセの役割を果たし、群れのタチウオにスイッチを入れることができるそう。

アクションについて

着底後はリーリングからのステイ、を繰り返します。重要なのはその速度。リーリングは0.5秒に2~3回転させ、ステイは0.5~1秒です。その速さでグリグリグリ、ピタッ!を繰り返しましょう!

この速さにすることで、小型のタチウオがアタることはあっても、掛けることなく引いてくることができます。

タックルセッティング

立野さんは、この釣法をするときに大事なのは9:1調子の硬めのロッドを使うとのことでした。

軟らかいロッドだと、小型タチウオのアタリをほぐすことができず、オートマチックに乗ってしまうからだそう。

実際に立野さんが使っていたのは、今年登場したばかりの「サーベルマスター XR テンヤ 91HH170」。

前からXRには「91H170」はあったのですが、それよりもさらに硬い仕上がりでハリがあるため、この釣法にピッタリなんだとか。

そのほかにも、同じシマノの製品で言うと「サーベルマスター エクスチューン テンヤ 91H173」なんかもハリがあるロッドなのでドラポン釣法に向いてそうですね!

ドラゴンを釣ってみたい人は試すべし

ただただボトムを狙っていた人、数釣りで混じればラッキーで狙っていた人は、引き出しの1つでこの釣法を覚えておくと、釣りの幅が広がりますよ!

大型が狙える今のシーズン! ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

動画で見るドラポン釣法!

ドラポン釣法はこちらの動画でも詳しく解説しているので、動きやアクションを確認してみてください!

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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