本格シーズンインしたテンヤタチウオ! 今年はどうやら良型が各地で続出しているそうで。
さて、そんな大型タチウオ=ドラゴンを効率よく狙っていける、シマノの名タチウオテンヤと言えば「サーベルマスター 船テンヤ」。
水中姿勢で小型のアタリを“あえて掛けない”というテクニカルな使い方ができたり、全国で人気が加速している釣法の「バイブレーション釣法」や、大阪湾でドラゴンを狙うメソッドとして確立してきている「入れ替え釣法」にも最適なテンヤ。
さて、そんな「サーベルマスター 船テンヤ」に、渋い状況でも活躍する新色が登場しましたよ!
サーベルマスター 船テンヤ 追加カラー

出典:シマノ
今回追加されるカラーは全3色! 早速どんなカラーなのか見ていきましょう!
カラー考案者は立野 義昭氏!
3つの新色を考案・監修したのはテンヤタチウオの名手、”ドラゴンハンター”としても有名な立野 義昭氏!
このカラーを作り出した理由について、立野氏はこう語っています。
タチウオテンヤには、ざっくりとした見方で全体が発光するグロー、部分的に発光するゼブラグロー、そして全く光らないタイプがあります。2024年、発光しないナチュラルカラー3色が追加されました。現状のサーベルマスター船テンヤのラインナップにもグローを搭載しないタイプが用意されていますが、そこからさらに深掘りをしたのが今回のラインナップです。
光らないテンヤに私が注目し始めたのは11月下旬以降の大阪湾で澄み潮になる小潮回りがきっかけです。このコンディションにおいて光るテンヤはアタるけれど、本アタリを出すまでに時間がかかる傾向にあります。釣れないということではないんですが効率的ではない。この時期、釣れる水深は90m以深が多く、水深6〜70m位までしか光らないはずの全体にケイムラを施したテンヤで釣れることが良くありました。ならいっそ、全く光らないテンヤが効くんじゃないか。これがグローやケイムラを搭載しない新しいナチュラルカラー開発のきっかけです。
これまでの経験から赤系のダブルオレンジをベースに考えていました。その過程で青系がより水深のある場所でシルエットを残すことができるという知見を得たことからインビジブルブルーを。さらにソルトルアーにおける人気の定番カラー・チャート系のイエローグリーンやパッションイエローをラインナップしました。もちろん私だけが釣果アップしたわけではなく、まわりの仲間からも昨年暮以降、小潮でナチュラルカラーを使うと明らかに数も型も違うという情報が多く寄せられました。
テンヤタチウオ釣りはまず初期アタリを出した後に断続的なアタリを感じながら、アタリとアタリの時間的間隔を詰めていって掛け切るのが醍醐味だと思っています。前述のシーズンにおいて新色のテンヤは早い段階で答えが出やすいですね。ただ釣りスタートから投入するのではなく、まずはパイロットとして全体がグローなテンヤを入れます。それで明るすぎると感じればゼブラグロー。なお渋ければメタリックやホロなどのある明るいカラー。それでも掛かりが悪いようならタチウオが光を嫌っているという判断で、ナチュラルカラーを投入します。それが潮の澄んだ小潮回りという状況に対する私のテンヤローテーションの基本です。
出典:シマノ
シーズン後半で大活躍!
シーズン後半や澄み潮のタイミングで使えば今まで出会えなかった魚と出会えるかも。
この新色、早く使ってみたいぞ!
シマノ公式「サーベルマスター 船テンヤ」詳細ページはこちら
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