たかがサビキ、されどサビキ。釣果に雲泥の差が出る「サビキ仕掛け」の秘密

サビキ釣りで使う「サビキ仕掛け」。「どれも同じでは?」と思っていませんか?実は記者も、少し前まではそう思っていました。しかし、船のノマセ釣りで身をもって経験したのです。そう、サビキの種類によって、魚の反応が全然違うということを——。

サビキ仕掛けの違いを痛感した「船のノマセ釣り」

船のノマセ釣りで先にアジ釣りをする場合、アジは20尾程度確保しないといけません

船のノマセ釣りが好きな記者は、いつも生きアジやイワシのエサ付きの船宿さんを利用していました。しかしある時、自分でエサとなるアジを釣ってからノマセ釣りをするスタイルの船宿さんに乗船することに。

オーソドックスな5本針のサビキ仕掛けとコマセカゴ、そしてチューブタイプのアミエビを用意して挑んだのですが……なぜかあまり釣れません。周りの釣り人が手返しよくどんどんアジを釣り上げる中、自分だけが釣れない状況。「どうして?」と不思議に思いました。

そこで船長に尋ねてみると、「サビキ仕掛けはこれが1番いいよ」と教えてくれました。 次回の釣行で、その教えてもらったサビキ仕掛けを用意してアジ釣りに挑むと……釣れる!しかも連掛けで次々と上がってくるではありませんか。ふと周りを見ると、この仕掛けとは違うタイプのものを使っている釣り人には、アジが釣れていません。仕掛けひとつで、ここまで釣果に差が出るのかと驚かされました。

船長に勧められたサビキ仕掛け。ハヤブサの「小アジ専科 リアルアミエビ」

プロが断言!「ケチらずお金をかけた方がよいアイテム」

そんな経験もあり、サビキの種類や色の重要性は理解していたつもりでした。そして先日、兵庫県にある大型釣具店「フィッシングマックス武庫川店」を訪れた際、その考えをさらに確信へと変える出来事がありました。

同店の大北副店長に、「これだけはケチらず、お金をかけた方がよいアイテムとは何ですか?」と質問したところ、返ってきた答えは非常に明快なものでした。

「それは『サビキ仕掛け』です。サビキはどれも同じだと考える方もいらっしゃるかと思いますが、実は全く違います」と大北副店長。

フィッシングマックス武庫川店副店長の大北忠教さん

 釣果を分ける「素材の質」と「魚種に合わせた色」

では、具体的に何が違うのでしょうか。大北副店長は次のように解説してくれました。

「例えば、2枚入りで400円するものと、1枚入りで同じ値段がするものがあります。この値段の差は、使用されているスキンやサバ皮の『品質の違い』や、『夜光』『ケイムラ(紫外線発光)』などの特殊加工が施されているかどうかで生まれます。

※価格は取材時のものです

また、魚の種類(アジ、サバ、イワシなど)によって、反応しやすい色も異なります。アジには定番の『ピンク』が有効ですが、サバには『黄色』が最強なんですよ」

なるほど、やっぱりそうだったのかと記者も深く納得しました。

サバを狙うなら「プレミアムサビキ 蓄光フラッシュ」がおすすめだそう

まとめ

もし、釣り場で隣のファミリーが自分たちよりもたくさん魚を釣っていたら……それは腕の差ではなく、「サビキ仕掛けがその日の状況に合っているから」かもしれません。

たかがサビキ、されどサビキ。 次回の釣行では、ぜひ「サビキ仕掛け」にこだわってみてはいかがでしょうか。ちょっとの投資で、釣果が劇的に変わるかもしれませんよ!

フィッシングマックス武庫川店のサビキ仕掛けコーナー。圧巻の品揃えです

フィッシングマックス武庫川店 プロフィール

兵庫県尼崎市の、大型量販店。2021年に移転オープンした店舗は広く、商品ラインナップの豊富さが魅力。近隣の釣り公園や西宮浜などの人気釣り場から、神戸方面の船釣り、陸っぱりのルアー釣りにも強く、シーバス、バス、トラウトなどのアイテムも多数。アクセスのよい立地で広い駐車場も完備。

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