【実はエビじゃなかった…】定番のエサ「オキアミ」の真実

釣り人なら、知らない人がいない定番のエサ「オキアミ」。

オキアミはよく釣れますよね。どんな釣りにも対応してくれる、万能エサです。

オキアミはさまざまな魚が狙えます。写真の魚は、とても美味しい「ウメイロ」

そんなオキアミの見た目は「エビ」のようですが、実はエビではありません。

えっ、エビじゃないの?

そうなのです。実はエビではなく、動物性プランクトンの一種になります。ホンエビ上目 オキアミ目に属する甲殻類の総称です。

実は動物性プランクトンだった「オキアミ」

プランクトンと言えば、とても小さいを想像しますが、オキアミは動物性プランクトンの中でも最大級の大きさ。

南極海域で大規模な群れを作って生息

標準和名は「ナンキョクオキアミ」と言います。

尾バネを切って抱き合わせにしているオキアミ

その名の通り、南極大陸周辺の海域に生息しており、大規模な群れを作っています。

最大で6cmほどの大きさにもなり、寿命は6年ほど。

オキアミは外見を見ると、エビ類にそっくりですが頭胸部は背甲に覆われ、腹部と尾節からなります。

ちなみにエビとの違いですが、オキアミは頭胸甲が胸節全体を覆っています。

また、胸脚の基部に樹枝状のエラが裸出しており、尾節の末端部分に小刀状の副棘があることから区別ができます。

とは言うものの、エビと同じように見えてしまいますよね。

ちなみに、サビキ釣りでエサとなるアミエビも同じようにエビではなく、動物性プランクトンです。

 

こうやって、知ると何だか奥深くて面白いですよね。

使っているエサが何処からやってきたのか、どんな生き物なのか実は知らないこともたくさんあります。また、新しい発見をしたら、皆さんにご紹介しますので、次回もお楽しみに!

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