少し前から魚を捌く動画というのが人気で、私自身もしょっちゅう見ちゃいます(笑)。
最近はショート動画でもよく流れてきて、水産業者や魚屋さんが水を流しながら、サクサクと捌いていくのを羨望の眼差しで食い入るように見てしまい、数十分経ってしまうことも…(笑)。
自宅でも同じように捌きたいなと思いますが、その設備やスペースがないことには現実的ではありません…。無理やりホース繋いで、ブシャーとやるわけにはいきませんし(笑)。
ところが!
ある方から、「自宅のキッチンでもできるよ」との情報をゲット。
その方とは…!
「釣場速報」本誌でもお世話になっている大塚香奈さん。月1回の連載の中でも、食についての内容も寄稿いただき、釣ってきた魚は自宅で捌かれているとのこと。
今回は、大塚香奈さんが自宅で実践しているという「魚の捌き台」のテクニックを教えていただきました。
これで汚れも減らし、工程もスムーズに行えるとのことなので、ぜひ参考にしてみてください。
ホームセンターや100均で揃う「魚の捌き台」
用意するものは、すべてホームセンターや100均で揃えることが可能。合計1000円ちょっとで購入できるので、手軽に準備できるのもオススメのポイントです。
その用意するものがこちら。
・木製の万能台
・滑り止めシート
・水切りワイパー
・ゴム手袋
あとはいつも使っている包丁とまな板。ほかに台を滑らなくするためのキッチンペーパー、台を汚れから守るためのビニール袋があれば完璧。
準備する上で大事なポイントは、シンクの大きさと蛇口の高さに合わせた台選び。
この台が、低すぎると包丁が上手く使えなくなるし、高いと蛇口との距離が近くなってしまうなど、台選びには注意しましょう。また、まな板の大きさとのバランスも注意しましょう。
木製の台を使用しているのは、台の滑りにくさと安定感を考慮したからだそう。もしほかの素材の台を使用する場合は、滑りやすかったり安定しなかったりするので注意してください!
では、設置方法! これもめちゃくちゃカンタンです。
シンクに台を乗せ、天板の上に滑り止めシートを敷く。
その上に、まな板をON!
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…
これだけです。
これだけで、憧れの水を流しながらできる捌き台の完成ですよ。
ほかにも水切りワイパーもあれば◎! まな板の上に残った内臓や血をサッとまな板の外に流し、スムーズに次の工程に進むことができる時短にオススメのアイテムです。
この作業台のメリットとしては、水を流しながらすることで鱗の飛び散りや張りつきを抑制、工程ごとの魚や包丁の水洗いが減るなど。また、まな板の下がシンクであることで、キッチン周りの汚れが格段に少なくなるとのことです。
刺し身にする場合も、まな板をキレイなままキープできるので、鱗が残ってしまうこともなくなるんだそう!
さらに、台にはビニール袋を被せ、足にはキッチンペーパーを敷くことで、台への汚れ防止や安定感が増すテクニックも。
この方法で大塚さんは、捌く工程はもちろん、最後の片付けで汚れを掃除する手間が減り、すべての面で快適に捌けているとのことです!
ぜひ参考にしていただき、自宅で快適に魚を捌いちゃってください(笑)。