肝、白子、刺し身、煮付け、塩焼きなど最高!タラ&タヌキメバル釣行レポート

寄稿:吉ノ元茂樹

食欲の秋、美味しい魚を求めて、9月21日に京都府宮津の一颯丸(☎090-2599-8777)に行ってきました。

岸壁に停泊中の一颯丸

今回のターゲットは、マダラとタヌキメバル(通称シロソイ)。

釣りたての新鮮なマダラは、肝、白子、切り身、全てに臭みが全くなく、鍋で食べたら最高に美味しいです。タヌキメバルは、刺し身、煮付け、塩焼きなど、どんな料理にして食べても本当に美味しい魚です。

今回はこの美味な2魚種が何とか釣れて欲しいと祈りつつ、船に乗り込みました。港を出て、船はかなり沖まで走り、ようやくポイントに到着。ウネリが入っていて、少し釣り辛い状態でした。

船長の合図で胴突き仕かけを投入。このポインでの狙いはマダラ。オモリ150号、エサはサンマの切り身で、水深は200mを少し超えるぐらいです。

当日使用した仕かけ

仕かけが底に着いたら根掛かりしないように、すぐに少しだけ底を切るようにしてアタリを待っちました。2―3分ほど底を取ったり、切ったりしていると、竿を叩くような大きなアタリがでました。大きくアワセを入れると、ズシンと竿が大きく曲がりました。

間違いなくマダラの引きです。電動リールで慎重に巻き上げて、姿を見せたのは予想通り、大きな立派なマダラでした。

釣り開始間もなく、大型のマダラを上げた筆者

「よしっ! 鍋の魚をゲット」。

周りでも竿が曲がり、船中はお祭り騒ぎです。私もすぐに2尾目を釣り上げ、3尾目を狙って仕かけを投入します。

着底後、すぐに底を切った瞬間に、またまたマダラのアタリ。大きくアワセを入れると、今までにないズッシリとした重みで、竿が大きく曲がりました。ゆっくりと慎重に巻き上げて、水面に姿を見せたのは、大きなマダラ。しかもダブルです。

竿が大きく曲がり、慎重に巻き上げると、大きなマダラがダブルで上がってきた

こんなデカいのが、2尾も掛かっていたら重いはずです。

デカいマダラを4尾もクーラーに入れると、ほかの魚が入らなくなるので、隣の釣友に1番デカいマダラを上げました。

その後、もうひとつの本命、タヌキメバルを狙いに行きましたが、これもそこそこ数が釣れました。さらに大きなカガミダイやユメカサゴなど、いろんな魚を釣ることができて、最高の1日となりました。

マダラ、シロソイ、カガミダイ、ユメカサゴなどでクーラー満タンになった

持ち帰ったマダラは、運よく3尾とも白子がたっぷりと入っていたので、さっそくそのうちの1尾を鍋で腹一杯食べました。本当に美味しかったです。

カガミダイは、カワハギのような美味しい肝がたっぷり入っていたので、刺し身に肝を和えて、美味しくいただきました。まだまだ多くの魚をストックしているので、しばらくは美味しい魚三昧です。皆さんもぜひ、マダラとタヌキメバル釣りを楽しんでください。

当日使用したタックルは、ロッドがアルファタックルの海人落し込み230H、リールはダイワのシーボーグ300JにPE3号でした。

 

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