【真の軽さを追求】これまでのハイエンドモデルから自重30g以上軽量化。シマノ最先端ロッド「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」4モデル登場

ロッドに求められるものとして、重要視される「軽さ」。

なぜ軽さが求められるかというと、ロッドが軽量化されることにより、操作性がアップ。誘いも軽快になり、1日中使用しても軽いロッドなら疲れにくいのは明白です。

そして、感度の高さ。ブランクスの素材、穂先やグリップ周りの素材も年々進化し、軽量化に加えて、手や目に伝わる感度の高さも飛躍的に向上しています。

最新テクノロジーが惜しみなく搭載される最高峰ロッドには、この軽さと感度という重要な要素が、とことんまで突き詰められています。

そして、軽さ・感度・操作性を求めたい船釣りジャンルのひとつとして「一つテンヤマダイ」が挙げられます。

今回は、シマノの最新技術を惜しげもなく投入し、真の軽さと異次元の操作性を得たフラッグシップモデル「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」の特長に迫りたいと思います。

エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ

シマノ公式「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」詳細ページはこちら

軽さとひと言でいっても、軽量化を支える要素はたくさんあります。

「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」が求めたのは、ロッドの自重だけでない「真の軽さ」。それには、2つの概念があります。

振り重り

リールシートを中心とした回転しにくさを数値化したもの。ロッドを振った時の慣性モーメントとも表現されますが、要するにその値が小さいほど回転(振り)しやすくなるという意味。数値が小さければ小さいほど、軽い力で振ることができるということです。

持ち重り

リーリング時などにロッドを水平保持するために必要とされる力の数値。この数値が小さければ、ロッドを持った時に軽いと感じられるといえます。これには、ロッド全体のウエイトバランスも関係していて、ガイドやグリップなども含めたバランス性能が求められます。

それでは、具体的にどれぐらい軽くなったのか。それが、以下の表になります。

これまでのハイエンドロッドだった「16エンゲツ 一つテンヤマダイスペシャル245MH」と、新作の「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ240MH」との比較です。

自重31g、振り重り32%、持ち重り18%減少

新しい「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ 240MH」は、近似スペックの「16エンゲツ  一つテンヤマダイ スペシャル245MH」と比較して、自重にして31g(23%)、振り重りが32%、持ち重りが18%減少しています。これまでのハイエンド機種を凌駕する軽さは、さすが「リミテッド」クラス。

さらにはブランクス径は最大14%のスリム化!大幅に軽量化されています。

アルティメットブランクスデザイン

この軽量化を叶えたのは、シリーズ最高レベルまで高弾性化した素材を適所に配置した「アルティメットブランクスデザイン」構造。

「アルティメットブランクスデザイン」とは、「スパイラルXコア」の基本構造に加え、高強度・高弾性率カーボン素材M40Xや厳選素材を適材配所に採用した、最先端のシマノロッドテクノロジーを惜しみなく投入。

「スパイラルXコア」とは、シマノ独自の基本構造「スパイラルX」に、東レ(株)ナノアロイ® テクノロジーによる高強度樹脂を用いたカーボンテープを使用。よりすぐりの素材でさらなる高強度化を実現し、一般的な構造との比較で、ネジリ強度1.4倍、つぶれ強度2.5倍となっています(同社比)。

軽さがもたらすのは、アタリの出方以外にも、ラインが受けるわずかな潮の抵抗や、テンヤを引き上げた際のエサのエビの状態、そして、マダイがエビをロックオンしている気配なども感じられると、シマノインストラクターの折本隆由さんが表現されています。

そんな、軽くて強いブランクスの性能の高さのほかにも、「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」は、穂先とグリップにも相当なこだわりが詰まっています。

高感度穂先を実現するタフテック∞(インフィニティ)&エキサイトトップ

穂先は、タフテック∞(インフィニティ)という、ショートタイプのソリッド穂先を搭載。非常に感度が高く、小さな動きやアタリも瞬時にとらえます。

そして、目で見る感度と手に伝わる感度を大きく向上させる特殊設計の「エキサイトトップ」も採用されています。

わずかな小さなバイトも穂先が追従しつつ、ベリーの張りによってしっかりフッキングに持ち込め、安心感のあるファイトができる。柔と剛の顔を持つロッドに仕上がっています。

また、縦さばきのアクションが多い一つテンヤマダイの釣りにおいて、ガイドへの糸絡みは避けたいトラブルです。その点は、「Xガイド」が解決。

段差を少なくした一体成型で糸絡みを減少させたシマノオリジナルガイドで、こちらも軽量化に貢献。穂先全体が軽くなることで、軽快な振り抜け感とラインさばきが可能になっています。

 

究極の手感度を体感。カーボンモノコックグリップ&カーボンシェルグリップ

左:カーボンモノコックグリップ 右:カーボンシェルグリップ

シマノの上位機種に搭載されている「カーボンモノコックグリップ」。リアグリップをカーボン一体成型で中空構造化された、革新的なグリップ。これに合わせて、リールシートに結合しているグリップ部にも、カーボン中空構造の「カーボンシェルグリップ」を採用。

この2つのグリップの組み合わせにより、穂先に感じた振動をそのまま手にしっかりと伝達。

穂先の目感度と、グリップの手感度。そしてブランクス性能。すべてが一体になり、手にとるようにわかる感覚を得ることができる、そんな究極の1本となっています。

全4機種のラインナップ

「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」は、スピニングモデル3機種とベイトモデル1機種がラインナップ。

240MH

食わせ性能と掛けアワセ性能を高次元で両立。

2-15号のテンヤやカブラを意のままに操作し、幅広い水深や潮流の変化にも対応。全国のフィールドで、どんなスタイルにも合わせることが可能な、オールラウンドモデル。

235MH+

8-10号という標準的なテンヤでハイレスポンスに誘い、自然なフォールで食わせて掛ける、瀬戸内に代表されるリアクションバイトを狙った生きエビの釣りに対応。

ティップは繊細ながら、ベリー部には張りがある、アグレッシブな1本。

230H

高負荷テンヤでも軽快に操作。捉えたアタリを瞬間的に掛けアワせることができる、ストロングな1本。20号テンヤによるディープ攻略や、速い潮流にも対応。

B235MH+

シリーズ唯一のベイトモデル。Xシートフロントトリガーの採用で、ホールド性もよくなり、アグレッシブなアクションにも対応。瀬戸内エリアのリアクションバイトを狙った釣りにベストマッチ。攻めの一つテンヤスタイル展開が楽しめるモデル。

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) 錘負荷(号) カーボン含有率(%) リールシート位置(mm) 本体価格(円)
240MH◎ 2.40 2 123.1 102 0.9 2~15 98.1 363※D 74,500
235MH+◎ 2.35 2 120.6 102 0.9 2~18 98.1 363※D 74,500
230H◎ 2.30 2 118.1 102 0.9 3~20 98.1 363※D 74,500
B235MH+◎ 2.35 2 120.6 108 0.9 2~18 98.1 366※D 74,500

※◎印はソリッド交換サービス対象アイテムです。ソリッド部を破損した際に、その部分だけを交換することが可能です。
※D(ダウンロック):竿尻からリールシート後部固定フードまでの長さです。

 

シマノの最新技術により、かつてない感度と真の軽さを手に入れた「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」。

ぜひ、新しい一つテンヤマダイの世界を体感されてみてはいかがでしょうか。

「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」実釣動画

「エンゲツ リミテッド 一つテンヤマダイ」解説動画

シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

 

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