初めて行く釣り場は、どんな釣り場なのか、どこを狙えばよいのか、さらにはアクセスはどうしたらよいのか、などなど何かと不安なことが多いものです。
ここでは各地の堤防釣り場を、風景やポイントなどの写真をまじえて紹介します。
ぜひ釣行にお役立てください。
今回は、大阪府高石市の浜寺水路です。
大阪・高石 浜寺水路
釣り場周辺の拡大図↓
堺市と高石市にまたがる埋め立て地の水路が浜寺水路で、臨海道路が渡る浜寺大橋から高石大橋まで1kmはある。
ここは泉北臨海緑地で、ボート競技場でもあり、水路西岸には漕艇センターがある。
釣りができるのは漕艇センターから少し南へ行った付近から、高石大橋にかけての300m余りの護岸。
対岸の高石港も釣りはできるが、車釣行の場合は、駐車する所がないので不便。
その点、西岸は駐車場(1時間まで390円、2時間510円、2~3時間640円、3~6時間まで1時間ごとに100円加算)があるので安心して釣りができる。
このポイントで釣りをする場合は、高さ110cmほどの手すりを越えて、140cmほど下の護岸へ降りると釣りやすい。
降りた前は、切り石のステ石で、足場はよい方だ。クーラーか、折り畳みイスがあれば、楽に釣りができる。
釣れる魚は、チヌ、キビレ、ハネ、ヒラメ、ボラ、アジ、イワシ、サバなど。
ここは水深が2m前後と浅く、干潮時は魚の食いが渋いので、なるべく満潮時の時間帯を選んで釣りをするのがよい。
秋から春にかけては、チヌ釣りが面白い。数はそれほど釣れないが、40cm前後から50cmの年なしクラスもまじることがある。
釣り方はフカセ釣りで、仕かけはなるべく軽い方がよい。
ここはエサ釣りの人は少ないが、ルアーでチヌ、キビレ、ヒラメ狙いの人が多い。
臨海道路の漕艇センター前信号のすぐ南が駐車場の出入口。
駐車場の1番奥へ車を入れて、そこから遊歩道を南へ100mほど歩いた付近から釣りをすればよい。
臨海緑地だけに遊歩道の右は緑地帯、左は桜並木の、のどかな風景で散歩する人もいる。
堤防釣りは誰でも手軽に楽しめるレジャーですが、釣り人のマナーによっては釣り場が閉鎖されたりする所もあります。
いつまでも釣りが楽しめるように、釣り場の環境を守り、ゴミは必ず各自で持ち帰るようにしましょう。
また、自分の安全のため、釣行時には必ずライフジャケットを着用しましょう。
※この記事は2022年3月現在のものです。
釣り可能なエリア、駐車スペースなどは変更になる場合がありますので、釣行時はご注意ください。