【魚が掛かればズドーン】強烈な引きがたまらない!ノマセ釣りは無茶苦茶楽しいぞ!

今年の梅雨は梅雨らしく、雨ばかり。

しかも大雨。でも、釣り人は雨だろうが、釣りが好き。

静岡県御前崎と言えばクエ。

私は毎年通っているが、今年は友人の紹介もあって、以前から気になっていたアジの泳がせ釣りで有名な隆星丸に乗船した。

もともと泳がせ釣りが大好きな私。船宿の過去の釣果を見ると、大型のマハタやカンパチがよく釣れている。

それを見て、私のテンションが上がらない訳はなかった。

しかし、海が荒れる日が多く、なかなか出船できない。

そんな中、出船できた1、2回は手探り状態だった。

釣果を出すのに必死で、2回目に6kg級のカンパチを上げたが、やり取り中のかなりのパワーを堪能。

その食味も本当に美味しかった。マハタは毎回4kgまでだが、姿を見ることができた。

そして、7月も半ばを過ぎた3回目となった釣行。

釣座は右舷ヘ先に座って、釣りの準備。

1時間でエサのアジ釣り場に到着。

数日前には、このエサ釣り場でカンパチが掛かったらしい。

この日もアジを釣っていると、アジが取られてなかなかエサの数が伸びない。

そこでタテ釣りに変更し、アジが付いて待っていると、真っ赤なアカチビキが釣れた。

次もアジを付けて待っていると、フワフワしたアタリから、ゆっくり引き込まれた。

上がったのは3kgオーバーのマダイだ。

タテ釣り(落とし込み釣り)ではマダイやハチビキなども釣れた

エサ場での釣りはここで終了し、大物ポイントへ移動となった。

仕かけを大物用に交換して、数十分後に到着。

ワクワクしながら第1投を入れたが、アタらない。

その後、アタリはあるが掛からない状態が続き、「(アタっているのは)たぶんガシラだろう」とのこと。

だが、ガシラと言っても大きいモノは60cm、3kgを超えるので油断はできない。

何投目か後、左舷の人が「食った!」との声。

私にもアジを食い上げるアタリがでる。この食い方は青物だ。

食い上げにリールを巻きながら付いていくと、ズドーン!! と、もの凄い突っ込みがきた。

ドラグはフルロックにしてあるので、竿ごとノサれる。それでも何とか竿を起こして、やり取り開始。

前回釣ったカンパチは斜めに突っ込んだが、コイツはひたすら下に下に突っ込む。

凄いパワーだ。普段はハリス20号以上を使うが、この時はガシラも確実に掛けたかったので、16号でシングルの2本針。

何とか上げてきて、残り20mを切った時、横に引っ張られるようにラインを持っていかれた。

反対側の人と絡んだのだ。一瞬の出来事で、ズシッズシッの後、急に軽くなってしまった。

「あーっ、切れた」とガックリしかけたが、私の竿が突っ込んだ。

まだ掛かっていたのだ。

必死で巻くと、薄っすらと獲物が見えてきた。

船長が「カンパ(チ)だ、デカいぞ~」と叫ぶが、私はフラフラ。

ギャフを打ってもらい、船上へ上げることができた。

94cm、9kgの大型カンパチだ。

大型のカンパチをゲット

船長が嬉しそうな顔をしてくれたので、私も嬉しくなった。

その後は2回ほど大きなアタリを取り逃がしたが、3度目の正直で掛けたのは60cmのマハタ。

60cm級のマハタを手に笑顔の筆者

このサイズでも「まあまあやな!」と言われる。

やはり御前崎の泳がせは、どんな大物がくるか分からないドキドキがある。

後日には友人がマハタの8kg超、さらに別の日にはカンパチの10kgをキャッチしている。

こんな話を聞いたら、また行きたくてウズウズしてきた。次はサイズアップを目指すぞ!!

【知多市 加納貴幸】

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