チヌ、カワハギ、アイゴ、グレなど計50尾超! 筏で五目狙いのすすめ

寄稿:竹村勝則

秋の筏釣りは、チヌをメインにカワハギ、グレなどの五目釣りが面白い。筏は屋根、テーブル、イス、トイレ付きなので、ファミリーフィッシングに好適だ。

今回は三重県英虞湾・浜島の筏での取材の模様と合わせて、その魅力をお伝えしよう。

竹村勝則 プロフィール

元釣場速報編集部のベテラン記者。堤防釣り、磯釣り、渓流釣りなどに造詣が深く、各地の堤防、磯、渓流などに積極的に繰り出している。ウキなども自作するこだわりの強い1面もある。

英虞湾(三重県)は複雑に入り組んでいる湾で、浜島のあご湾釣センターの筏は、英虞湾西北部の塩屋浦と合歓の郷沖にあり、チヌ釣り主体にカワハギ、グレ、アジ、キス、アオリイカなどの五目釣りが楽しめる。

取材当日はよい天気で、チヌ釣りと五目釣りに家族で釣りとバーベキューを楽しむ人たちがいた。渡船乗り場は波静かな塩屋浦にあり、筏はすぐ近くに浮かんでいるので、船に弱い子供でも大丈夫。

当日はチヌをメインにアオリイカ、キス、カワハギ、アジまで釣ろうという欲張り企画で船頭に話すと、「今秋は海の水温がまだ高い(当日は27.6度)せいか、キス、アジはあまり釣れていない。チヌは小型が多いながらも、よく釣れている」と言う。

あご湾釣りセンターの筏

6時出船で上がった筏は、渡船乗り場から左へ行った迫子崎近くの筏。朝イチはエギングでアオリイカ狙い。地磯方向に3.5号のエギをキャストするも、簡単には乗ってくれない。

5、6投目、エギが近くまできたので上げようとすると、目寸胴長25cmほどのアオリイカが付いてきていた。筏に人がいるのが見えたのか、イカは急反転して逃げていった。

次はキス狙いにチェンジ
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