タチウオKINGバトル予選レポート/活性別攻略が奏功! アタリのない時間帯はTG底狙いが◎

寄稿:斉藤靖

9月28日に湊丸で開催された大阪湾タチウオKINGバトル予選会のレポートが斉藤靖さんから届きました。

斉藤靖氏は3年前からタチウオKINGバトルに参加し、2回セミファイナルに進出している実力者

過去2回予選を通過している縁起がよい船宿へ

タチウオ釣りもシーズン本番突入。そんな中で9月初めに始まった、タチウオキングバトルの予選会。私もこの大会に3年前より参加させて頂き、2回セミファイナルまで勝ち上がりました。

今年も参加すべく、最初に選んだのは、泉南・岡田浦漁港の湊丸。過去2回、いずれも予選を通過している縁起がよい船宿です。

まずは参加者全員揃ってからの座席抽選。当日は朝から風もかなり吹いており、できれば後方に行きたいと願って引いたクジは、左舷後ろ2番目のよい席でした。

この日のポイントは洲本沖で、やはり波風が強く、改めて後ろ側でよかったと思う瞬間もありました。いよいよ予選の釣り開始です。水深90mで、テンヤを投入するとラインが後方に流れます。

筆者のタックル

潮が速い感じでしたが、上潮だけが速く、しばらくするとラインが手前に戻ってきます。この戻ってくる瞬間がよい誘いとなり、アタリが頻繫にありました。

ラインが手前に戻ってきた後も微速を入れ、ジャークを入れると、コツンとアタり、活性が高い感じでした。1流し目で12尾を釣り上げて、スタートダッシュには成功です。

2流し目以降になるとアタリも減っていき、9時前には誰も釣れない厳しい時間帯になりました。私は作戦をかえ、朝から使用していた早掛けグローテンヤをタングステンに変更。

アタリのない時間帯はタングステンのテンヤ(写真下)にかえた

微速をやめ、底から10mまでの間を徹底的に攻めた結果、6尾釣り上げ、差を付けることに成功しました。10時頃にポイントを移動し、100―140mのかけ下がりのポイントにきました。

ここから終了までの2時間、ラッシュタイムに突入です。

水深は深くなっても80―90mの間で釣れ、朝のようにラインが手前に戻ってくる時がよかったです。この残りの2時間は、逆転されまいと必死に釣り続けていました。

結果を見ると、2番手の方と少し差は開いていましたが、釣っている最中はそんな余裕もなく、ヒヤヒヤ、ドキドキの連続でした。最終結果は44尾で、予選を通過することに成功しました。

44尾で予選を通過することができた

今年はぜひともファイナルに行けるように頑張りたいと思います。

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