忍ねぇさんがキモパンパンのカワハギを攻略!!

加太沖のカワハギは良型がまじって楽しめる。

取材に向かった11月18日は、波もなく釣りやすい絶好の釣り日和。

三邦丸のカワハギ専門便は10時出船と、電車釣行も可能なのが嬉しい。

まずは、出船までにエサ作りをしてスタートフィッシング。

まずは水深30mラインからスタート

最初のポイントは30mライン。

「基本は底をオモリでトントンして食わせの間を与えて、アタリがでたら聞き合わせて掛けるイメージ。あまり強く合わせるとバレることが多いので、大アワセはいらない」と三石さんは話す。

釣り始めてしばらくは、カワハギの反応はあまりよくなさそう。

たまにエサ取りのアタリがあるくらいだ。

しばらくすると活性が上がり始める

しかし、出船から1時間もたたないうちに、エサ取りとともにカワハギの活性も上がりだす。

今回使用しているロッド・シーファングカワハギは、チタントップ採用でアタリが大きく表現されるので、カワハギの繊細なアタリも分かりやすく、エサ取りとの見分けも容易。

エサ取りを回避するためには底を切る宙の釣り

「エサ取りとカワハギの見分け方は、カワハギはホバリングしながらエサを食べられるので、アタリは繊細なアタリが多い。大きいアタリはエサ取り」と三石さん。

エサ取りがアタる時はロッドを操作して針掛かりを防いだり、エサ取りがアタらないところまでタナを上げて、誘う。

こうすることで、周りよりもエサ取りの相手をする時間が少なくなり、カワハギと出合う確率が高くなるのだ。

当日も、ほかの人が高確率でエサ取りを掛けてしまう中、1人だけエサ取りをしっかりとかわして、カワハギのアタリを多く捉えていた。

また、カワハギは最初に大きく引き込むことが多いので、まずは竿の弾力に任せてしっかりと引き込みに耐えること。

引き込みを耐えたら、素早く巻き上げて、すぐにカワハギを浮かせることも釣果アップのポイント。

底のエサ取りをかわす宙の釣りのポイントは「小さいV字」

エサ取りが多く、宙で釣る時の誘いのポイントは、竿で誘いを掛ける時に「小さいV字」を意識すること。

竿を早く上下させると、ラインスラッグが出やすく、フォールのアタリが取りにくい。

なので、竿を少し斜めに下げるイメージで誘うとラインスラッグが出にくく、アタリを取りやすい。

また、宙で釣るメリットはほかにもあり、岩礁帯や瀬の上を流す時には根掛かりが付き物。

しかし、宙の釣りをマスターしておくことで、根掛かりを回避しながら釣りを楽しむことができる。

宙と底の釣りを使い分けることも、釣果アップのキモだと言える。

さて、釣況の方は16時を回った頃で11尾ほど、活性が低い時間がある中でもしっかりと釣果を伸ばしているのは、さすが忍ねぇさん。

最終的な釣果は12尾

その後も追加し、良型もまじって12尾で納竿することとなった。

三邦丸では年内はカワハギ釣りを楽しむことができ、状況次第で年明け以降も期待できるので、今後の釣行の参考にして、ぜひ、足を運んでみてほしい。

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