ロックフィッシュってどこで釣れるの?

寄稿:nomi

nomi(ノミ) プロフィール

釣場速報本紙でお馴染みの、釣りに対するさまざまな疑問を解決する実験的な試行も試しているマルチアングラー。OCTOPLASHERなど数々のバンドでギタリストとしギターを日々弾きマクリ。山豊テグスフィールドスタッフ。

ロックフィッシュとは、岩陰や海藻周りに付いている根魚のことを指す。

大阪湾ではガシラやメバルがターゲット

大阪で狙えるロックフィッシュと言えば、ライトゲームのターゲットであるガシラやメバルだ。

近年大阪湾ではアコウも釣れており、大型のターゲットとして人気になってきている。

大阪から隣接する県へ移動すれば、アカハタ、オオモンハタ、アオハタなどが釣れ、こちらも人気である。

釣具屋で発見!聖地は北陸や東北?

そして釣具屋を覗くと、北陸や東北爆釣カラーなんてのが目に入ってきた。

調べてみると、近場ではなかなかお目にかかれない、アイナメやクロソイ、マゾイ(タヌキメバル)、ベッコウゾイ(タケノコメバル)などが釣れるそうだ。

それも40cmオーバーがバンバン釣れるらしい。

気仙沼へGO!!

早速、現地へGO!

場所は宮城県気仙沼。

所々に震災の爪痕が見て取れる街並みがあった。

まだまだ完全復興には時間が掛かりそうである。

真新しい漁港からポイントへ移動。

まずは、アイナメ狙いでスタート

魚種により、居付くポイントに違いがあり、経験豊富な船長の指示で狙っていく。

釣り方は基本テキサスリグだ。

思っているよりも誘い方はバリエーション豊かで、魚種により使い分ける。

まずはアイナメ狙いで、着底からフワっと誘いフォールでバイトを誘う。

ガガガっというヘッドシェイクを感じるアタリから上がってきたのは、アイナメだ!

サイズは小さいが、宮城初フィッシュである。

昔は姫路方面でもよく釣れた記憶があるが、近年は滅多にお目にかかれない。

ポイントをかえ、誘いを少しかえていくと、目標の40cmオーバーも顔を見せてくれた!

船中では黄色いアイナメも上がった!

これはオスの婚姻色であり、この姿を見たくて訪れる人も多い。

次はベッコウゾイ(タケノコメバル)狙いに

ポイントをかえ、ベッコウゾイ狙いに。

思っているよりも浅場の際に付いている感じで、ピンポイントにキャスト!

大阪ではタケノコメバルと呼ばれるが、サイズが全然違う。

マゾイも連発

さらにポイントをかえ、少しスイミング気味に誘うと、マゾイが連発!

ヨロイメバル

カジカ

さらに宮城でも少しレアなヨロイメバル、カジカなども姿を見せてくれた。

深場にポイントをかえ、先ほどより長くスイミングさせると、40cmオーバーのクロソイも姿を見せてくれた!

結論:ロックフィッシュは東北がアツい

今回のノミラボ実験結果は、「ロックフィッシュは東北が熱い!」であった。

関西ではなかなか釣ることのできない豊富な魚種、サイズ。申し分ない。

LCCを利用すれば、交通費と移動時間も抑えられるし、何と言っても牛タンも美味しいので、ボトムの釣りが好きな人はぜひ行ってみてはどうだろうか。

この実験で今日もギターが冴えるぜ! ギュイ〜ん♪ だれかがやらねば…。

※実験結果は、私の主観で判断しているため、必ずしも皆が同じ感想を持つとは限りません

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