冬になるだんだんと釣りモノが限られていますが、今年は落ちギスがまだまだ好調に釣れています。
キスは投げ釣りのターゲットですが、ポイントにキャストすることができれば比較的手軽に狙えるのでチャレンジしてみて下さいね。
今回兵庫の東二見人工島で実釣してくれたのは三木市の松尾氏。
良型まじりの実釣レポをご覧ください。
冬の厳しいシーズンだが、探せばまだ釣れそう
冷たい北風が吹き付け、厳しいシーズンになってきたが、探せばまだまだキスの釣れる釣り場がある。
そこで、東播の東二見人工島へ出掛けた。
外海は大荒れの悪天候だったが、人工島の北側にある水路は、かなり奥まった場所にあり、沖からの冷たい季節風をあまり受けずに釣りが楽しめる。
現地に9時頃に到着。
好ポイントの橋の下周辺もガラ空きなので、早速、タックルをセット。
投げ竿はプロキャスター27号、リールはキャスティズム35、キス針8号の3本針に石ゴカイの1匹刺しで、航路筋にキャストして、スローでサビく。
早朝は0度近くまで冷え込み、水温も下がってキスの活性も低いと思ったが、何と1投目からブルン、ブルルンと心地よいアタリがあり、20cm級がヒットした。
アタリはあるものの、少しでも置き竿にすると、見事に針がない。
仕方がないので、橋脚の間を丁寧に探っていく。
ここはシモリも点在して根掛かりも多いが、臆病なキスが隠れる場所がたくさんあり、冬場でもキスが溜まる。
橋の西側からキャストすると、20cmオーバーが次々にヒットしてきた。
これでヒットパターンが分かったので潮に流して探ると、13時過ぎにはギューンと竿先を引ったくる大アタリがあった。
ワクワクしながらリーリングすると、24cmもあり、このキスは太くて刺し身サイズとニッコリ。
次も22cmと型がよく、最後に小型のアイナメもヒット。
残念ながらエサ切れで14時前に納竿となったが、寒い中でもキスのアタリを堪能することができた。
この日の釣果は、キス18~24cmを7尾とアイナメ22cmだった。
【交通】京阪神からは阪神高速道路、第二神明道路を経由して土山インタで下り、すぐに左折して直進し、東二見人工島へ渡って現地へ。