
ただ今、各沖の夜釣りで好釣果が出ているイカメタルのケンサキイカですが、状況によっては釣果に差が出る、いわゆる「テクニカルな日」も存在します。
そんな日は、トップは30パイや40パイと数を上げているのに、少ない人は1パイや2ハイ、はたまたゼロなんて日も。
この差は、いったい何なんでしょう?
もちろん腕、と言えばそこまでですが、そんな中でも釣果を伸ばす可能性を高める方法は存在します。
◆ 船長が語る、イカメタルの釣果を伸ばすキモ
今回は福井県のイカ処、敦賀・色浜の竹宝丸、竹腰優一船長に夏のイカメタルで「テクニカルな日にも釣果を伸ばすキモ」を聞いてみました。

▲都度のアドバイスが的確な竹宝丸の竹腰優一船長
条件のよい日なら、ビギナーでも比較的釣果も期待できるのがイカメタル。
ですが、俗に言う乗りが渋めな「テクニカルな日」に当たると、厳しい釣果になることもあります。
そんな時でも、少しでも釣果を確保するには、どうしたらよいのか?
船長の答えは、
①タナを探ること
②カラーや仕かけを合わせること
の2点でした。
その1番重要な点が、タナ探りです。
春や晩秋の底周辺とは違って、夏のイカはタナが中層に浮くことが多々あります。最近の敦賀沖で言えば、「20~50mライン」がヒットダナになることが多いそうで、この30m間を探ることが必要です。
もちろん船長からの指示ダナ、そして乗船者のヒットダナはアナウンスを通じて共有されますが、テクニカルな日ほどタナは安定せず、同じタナでなかなか再現性が効かないことも多々。
となると、タナを合わせてもアタリがない場合は、自身でタナを探ることが大事になってきます。
そんな時は共有されたタナを中心に、その上下10mほどを幅広く探ってみるとよいそうです。

また、タナが合ってアタリがでても、周りと比べてそのアタリのペースが違い過ぎることがあります。
そんな時は、カラーなどの仕かけが合っていないことが考えられます。
船長は「その日、その時の当たりカラーは存在する」と言います。なので、まずは自身の仕かけだけでなく、釣れている人の仕かけにも注目してみましょう。そして、そのカラーに合わせてみるとよいです。

▲最近はピンク系も当たりカラーの1つ、カラーが合えばダブルも
自身の仕かけが合っていない目安としては、同じタナに合わせていても自分が1パイ釣る間に、周りでその2~3倍も釣れている時。
最近の当たりカラーの傾向としては「赤緑、ピンク、黄色、青」の4系統辺りがよいそうです。
◆ 脱ビギナーはフォローアクションに工夫を
ビギナーにもやりやすいのが先述の、タナを探ることと、カラーなどの仕かけを合わせることですが、もう1段階レベルアップを目指すために、船長はさらにアドバイスをくれました。
それが掛け損ねた時のフォローアクション。
小型のイカが多い場合は、アタって合わせても掛からないこともよくあります。
そんな時はフォローアクションが大事。「あくまでもイカの活性を見て」とのことですが、現在のタナ(20~50m)の水深なら「シェイク」が効くことが多いそうです。

また、状況によってはタナがもう少し深い場合もあります。その場合はシェイクでは仕かけが動きにくいこともあるので、しっかりと動かすシャクリや大きく竿で誘い上げてからのフォールが効くとのこと。

このフォールはテンションフォールを基本にし、そのフォール速度も、速い、中間、遅いの3段階ぐらいに変化を付けて、どのフォールに反応しやすいかを見るのだとか。
場合によってはテンションフォールだと触りにくく、フリーフォールで一気に落とした後のステイが効くことがあるそうで、テンションフォールでアタリがでない場合はフリーフォールも試してみる価値アリです。

以上が、竹宝丸の竹腰船長に聞いた、渋めの日でも釣果を伸ばすキモです。
筆者も経験上、アタらない時に同じことをしていても、そのまま時間が過ぎていくだけの場合が多いです。
そんな時は、タナを探る、カラーを変えるなど、まずは誰にでもできることから試してみてください。渋い時でも、それなりにアタリが見い出せる場合もきっとあるはずです。






















