今や、関西、九州だけならず、関東エリアでも人気に火が付いたテンヤタチウオ。
テンヤって基本は鉛製ですが、TG(タングステン)製の物もハヤブサ、ダイワから発売されています。
鉛製のものと比べるとかなり高価にはなりますがそのメリットはどんなところになるのでしょうか?
今回はTG製テンヤのメリットについて考えたいと思います。
TGは鉛に比べて比重が高く、フォールスピードが速い
最大のメリットは、テンヤのフォールスピードが鉛に比べ速いこと。
上から順番にダイワの鉛製とTG製、ハヤブサの鉛製とTGを並べてみました。
鉛製と比べるとかなりコンパクトになっています。
シルエットが小さく、比重がかなり高いので、フォールスピードが速く、潮の流れ次第で水深70mで底まで10秒ほどの差になることもあります。
また引き抵抗も少ないので思い通りにテンヤを操作できるというメリットも。
そのため、手返しがかなりよくなるので、半日便でもかなり投入回数を増やすことが可能。
シルエットが小さいため食い渋りにも強い
シルエットが小さいので、タチウオに警戒心を与えません。
そのため、食い渋る活性の低いタチウオにもかなり効果的です。
また、フックが通常のものに比べ小さいものが多いので小型主体の時期でもフッキングが決まりやすくなっています。
フックサイズの違いについてはコチラの記事
TG製のテンヤに搭載されているフックよりもさらに小さい小針タイプも存在しますが、そちらはさらに食い渋り、小型に強いフックになっていますが、バラシの確率が上がるため、TGに搭載されているフックはバラシとフッキングのよさを両立しているフックになっています。
TG製は高価ですが、食い渋りにも強く、手返しもよいので釣果に直結するアイテムだと言えます。
ぜひともTG製のテンヤを1つ持っておいて、釣行の切り札にしてみて下さいね。