9月も直前に迫り、各地のターゲットは秋の気配が漂い始めています。
京都府宮津湾からは、ボートエギングの開幕の便りが届きました。
宮津のフィッシングセンター海友では、店主が8月21日にブラリと試し釣りに。桟橋から出船して間もなくの、橋立沖の水深8mラインで2.5号のエギを落としたところ、いきなりのヒット!!
ボート上から海を覗いて、底が黒く見えるような藻場を狙った結果、出船からほんの1時間弱でアオリイカの新子4ハイをゲットしました。
この日は大きいもので胴長12、13cm。サイトフィッシングはせずに、エギを着底させて、シャクってステイを入れると、即乗ってきたそうです。
その後、26日には1人でアオリイカの胴長15cmを頭に12,13バイ。
こちらは朝からの釣果ではなく、宮津湾でタイラバを楽しんだ後、帰港前に浅場でキャスティングをした釣果。いわば、「帰り道にちょっとエギング」の釣果です。
店主によると、「初期は橋立沖や栗田半島の海岸線などの藻のある浅場がポイントになるので、キャスティングでok。試し釣りの時は、エギは2.5号でやったけど、ひと潮ごとに大きくなるから、これからは3号でも乗ってくるのでは」とのこと。
新子アオリイカ狙いのタックルや仕かけは、陸っぱりで使用するものと同じで大丈夫です。
まだ1日本格的に狙った釣り人はいないようですが、エギング専門にアオリイカを狙うと数釣りも楽しめそうですね。
もちろん、タイラバでアマダイ、レンコダイ、イトヨリ、アオハタなどは、いぜんよく釣れているので、メインはタイラバ、帰港前にちょいと土産作りのエギングという2本立ても面白そうです。また、ジギングではツバス30cm級が多数とサワラ、スズキなども釣れているとか。
「今年は例年より、少し早く釣れだした感じ」と店主が言うように、帰港前の寄り道の短時間でツ抜けの釣果が上がったアオリイカ。
これから秋のシーズン本番にかけて、ビギナーもベテランも数釣りが期待できそうです!!