今年の大阪湾はフグが多すぎる!
ラインをプツプツ切られて半日釣行で200m、300mラインを失う人も。
と思いきや日本海でもシロサバフグが大量発生しているのだとか。
フグよ、大阪湾だけではないのか……。
フグが多いとどうしてもラインにアタックされることが多くなるので、PEラインも単色PEを使う人が増えています。
やはり、大阪湾で人気の釣りものと言えばタチウオ。
2号300m巻きの単色のPEラインは釣具屋でも欠品の店舗が多いのだとか。
水温が下がれば、被害もマシにはなると思いますが、それまで我慢できないのが釣り人の性。
少しでも被害がマシになる方法などを模索している人も多いのでは。
そこで、今回はキーワードを「黒」に絞って、船で見かけたサバフグ対策を紹介したいと思います。
サルカンを黒く塗装
サルカンは基本的にシルバーやブラック(艶アリ)がほとんど。
そのため、水中ではフラッシングしてしまい、サバフグのバイトを誘発してしまいます。
従って、テンヤが切られる原因となってしまいます。
それを回避するためには、水中で目立たないブラックなどに塗装する必要があります。
この時、塗料で選ぶべきは艶消しで、水色に合わせたカラーを選ぶこと。
そうすることで、水中で仕かけがフラッシングせず、馴染むのでgood。
1番船で見かけるのは艶消しのマットブラック系のカラーに塗装している人ですね。
塗料を塗る時は、塗りムラがなく、スイベル内部に塗料が侵入しないように、
フックの塗装はどうなのか
もう1つ個人的に気になるのがフック類の塗装。
針はシルバー系が多いのでサバフグのバイトが増えてしまうのは分かるのですが、最近のテンヤはフッ素コーティングなどで貫通力を上げているテンヤもあります。
ハヤブサのタチウオテンヤや、ダイワの快適船タチウオテンヤシリーズが代表的ですね。
これらのフックに関しては、塗装してしまうと貫通力が落ちてしまうのではと懸念しています。
数釣りを狙う場合、今年は追いが弱いので、個人的にはフッキングミスが命取り。
なので、実際に使ってみないことには分かりませんが、個人的には小物類(サルカン、テンヤのアイなど)に塗装はとどめて置いた方がよい気がしますね。
ラインも「黒」
出典:GOSEN
ゴーセンの「DIVERxBK」はメインカラーが「黒」にマーカーがブルーと水色になじむカラーをしているので非常に見つかりにくいラインなので、メインPEラインをこちらに変更してみるのもアリ。
カラー分けされたPEを使う場合は2mや5mのマーカーを黒く塗りつぶしておくのも効果的です。
リーダーも「黒」
出典:サンライン
リーダーも黒がオススメ。
サンラインの「ブラックストリーム」などはスレにも非常に強いのでオススメ。
以上が、今年の船釣りに関する「黒」のサバフグ対策。
皆さんも参考にして、オフショアの釣りを楽しんでみてくださいね~。