各地の釣り堀には、名人と呼ばれるいつも釣果を上げている人がいる。
そんな各地の名人たちの技に迫り紹介する企画「釣り堀巡り・名人のワザに迫る」。
これを読めば名人になれるかも!?
今回は三重・南伊勢の大和丸の名人、越牟田氏に注目。好釣果を上げる名人のワザに迫る!
当日の釣況と名人のワザ
「朝イチが1番のチャンスで、そこを逃すとかなり厳しい戦いになる…」そう話すのは、海上釣り堀に30年以上通うという名人の越牟田氏。
朝イチは、名人がベースのエサとしている「甘エビ」からスタート。
すると、いきなりヒット。
マダイ狙いの軟らかい竿がしっかりと曲がって上がってきたのは食べ頃サイズのマダイ。
朝イチはマダイ狙いの竿と青物の狙いの竿の2本出し。
そこからしばらくはマダイの活性が高くポツポツとだがマダイが上がってくる。
その後、マダイの活性が落ち着くと2本の竿とも青物狙いにした。
青物狙いの竿は2本出しだが1本はハリスの号数を落とした仕かけを投入。
するとハリスの号数を落とした竿に青物のアタリが集中し始める。
「細いハリスだけにやり取りの面で不安はあるけど、活性がイマイチ上がっていない今は、このハリスの号数じゃないとアタリが出ないから仕方ないね」とのこと。
その後も流石の腕前でしっかりキャッチして、メジロ5尾と見事に青物は竿頭になった。
次ページで名人の使用タックル、こだわりのエサを紹介
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