1日通して同じ誘いをした場合、釣果はどうなるのか
動かさないというのも含め、釣りには何かしらの誘いが必要である。
今回は、いろいろな誘いのパターンがある船テンヤタチウオで、同じ誘いで1日通すと釣果がどうなるか実釣開始!
テンヤにはサンマを付け、サンマをさらに長持ちさせるために、上にチョンとワームも添えてみた。
船タチウオテンヤの誘い方は、本当にいろいろな種類があるのだが、私が1番最初にすることの多い誘いが、ボトム着底からロングジャークでテンヤを上へと持ち上げ、ロッドをすばやく下げながらラインスラッグを巻き取る、という方法。
イメージ的には、ストップ&ゴーに近い感じで、巻き取った後、3~5秒ステイという誘い。
ボトムから3、4回目の誘いで、コンっとタチウオからのコンタクト。即アワセで、無事1尾目をゲット!
そこからは同じレンジを中心に、誘いは同じことを繰り返し、数尾追加!
中間報告で14尾と、ちょい渋めだったが、船長から「1尾差でトップやで~!」とのアナウンス。どうもこの誘いが合っていたようだ。
しばらくすると、アタリはでるが、即アワセは乗らない。
アタリがでてから少し巻いて、次のアタリを待つが、どうも活性が高くないようで、追い食いがない。
アタリも少し遠退く。
誘いをかえないという縛りの中、同じ誘いを繰り返し、周りではポツポツとタチウオの姿は見えている。
しばらく経ってからまた、コンっというアタリが出始める。
相変わらず追い食いはないが、即アワセでそこそこ釣れていく。
最終的な結果は31尾で、トップの方は40尾を超えていたようだ。
今回のノミラボ実験結果は、「1日を通して同じ誘いで釣れる!」であった。
最終的な釣果はそこそこで終わったが、1日を通して同じ誘いであっても、その誘いがその日に合っていれば、割と釣れ続いた。
途中、私が釣れていない時間、私とは違う誘いで周りではヒットしていた。
本来ならば、そこで誘いを変更していった方が釣果は伸びたのかもしれないが、1日通していろいろな誘いをやって空回りするよりは、同じ誘いを通した方がよい結果が出るように感じた。
たまに初心者の方が爆釣したりするのは、最初に言われたことをやり続けるからではないか? との仮説も成り立つ。
今回の実験の最初にやった誘いが、全くパターンに合っていなかったらどうなったかは分からないが、ベーシックな誘いのストップ&ゴーや、ワンピッチなどでも、同じく釣れ続けたのではないだろうか。
この実験で今日もギターが冴えるぜ!ギュイ~ん♪ だれかがやらねば…。
(※実験結果は素人実験のため、必ずしも結果が正しいとは限りません。)