アタリがなくなったら、ほかの誘い方を試すのが当たり前? 1日通して同じ誘いをやってみた結果は!

寄稿:nomi

nomi(ノミ) プロフィール

釣場速報本紙でお馴染みの、釣りに対するさまざまな疑問を解決する実験的な試行も試しているマルチアングラー。OCTOPLASHERなど数々のバンドでギタリストとしギターを日々弾きマクリ。山豊テグスフィールドスタッフ。

 

1日通して同じ誘いをした場合、釣果はどうなるのか

動かさないというのも含め、釣りには何かしらの誘いが必要である。

今回は、いろいろな誘いのパターンがある船テンヤタチウオで、同じ誘いで1日通すと釣果がどうなるか実釣開始!

テンヤにはサンマを付け、サンマをさらに長持ちさせるために、上にチョンとワームも添えてみた。

誘い方

船タチウオテンヤの誘い方は、本当にいろいろな種類があるのだが、私が1番最初にすることの多い誘いが、ボトム着底からロングジャークでテンヤを上へと持ち上げ、ロッドをすばやく下げながらラインスラッグを巻き取る、という方法。

イメージ的には、ストップ&ゴーに近い感じで、巻き取った後、3~5秒ステイという誘い。

ボトムから3、4回目の誘いで、コンっとタチウオからのコンタクト。即アワセで、無事1尾目をゲット!

そこからは同じレンジを中心に、誘いは同じことを繰り返し、数尾追加!

前半が終わり、1尾差でトップ

中間報告で14尾と、ちょい渋めだったが、船長から「1尾差でトップやで~!」とのアナウンス。どうもこの誘いが合っていたようだ。

しばらくすると、アタリはでるが、即アワセは乗らない。

アタリがでてから少し巻いて、次のアタリを待つが、どうも活性が高くないようで、追い食いがない。

アタリも少し遠退く。

誘いをかえないという縛りの中、同じ誘いを繰り返し、周りではポツポツとタチウオの姿は見えている。

しばらく経ってからまた、コンっというアタリが出始める。

相変わらず追い食いはないが、即アワセでそこそこ釣れていく。

最終的な結果は31尾で、トップの方は40尾を超えていたようだ。

今回のノミラボ実験結果は、「1日を通して同じ誘いで釣れる!」であった。

最終的な釣果はそこそこで終わったが、1日を通して同じ誘いであっても、その誘いがその日に合っていれば、割と釣れ続いた。

途中、私が釣れていない時間、私とは違う誘いで周りではヒットしていた。

本来ならば、そこで誘いを変更していった方が釣果は伸びたのかもしれないが、1日通していろいろな誘いをやって空回りするよりは、同じ誘いを通した方がよい結果が出るように感じた。

たまに初心者の方が爆釣したりするのは、最初に言われたことをやり続けるからではないか? との仮説も成り立つ。

今回の実験の最初にやった誘いが、全くパターンに合っていなかったらどうなったかは分からないが、ベーシックな誘いのストップ&ゴーや、ワンピッチなどでも、同じく釣れ続けたのではないだろうか。

この実験で今日もギターが冴えるぜ!ギュイ~ん♪ だれかがやらねば…。
(※実験結果は素人実験のため、必ずしも結果が正しいとは限りません。)

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