【3分で習得‼】少しのコツで「アジ」の釣果がアップする! 攻略テクを紹介!

大衆魚のアジは日本各地のさまざまな場所で釣ることができる。小さなアジも美味しいが、刺し身で食べられるような大きなアジも釣ってみたい。ということで、今回は和歌山・湯浅から出船しているなぎ丸に協力していただいたので船から狙うアジ釣りを紹介。

タックル&仕かけ

今回は鉄仮面を使用した仕かけでアジを狙う。エサはマキエにアミエビを使用して、針はスキンなどのサビキ仕かけを使う。竿は硬いとアジが口切れしやすくなるので、64、73調子の軟らかい竿を使用するのがベター。また、リールのドラグは緩々でオーケー。くれぐれもドラグを締め過ぎないようにしよう!

■大切なコト
・竿は軟らかいものを使用
・ドラグは緩めで!

鉄仮面に入れたアミエビ。アミエビは8割程度入れる

また、この釣りは針にエサを付けないギジエでの釣りとなるので、仕かけ選びも楽しみの1つだ。なぎ丸では、仕かけが1つ付いているが、持ち込みも大丈夫だ。船長は「スキン針が1番食いがよいと思う」と話す。

なので、なぎ丸の仕かけで十分よいが、スキンが食い渋い場合には、ホロフラッシュやケイムラ加工の仕かけを用意しておくのもよい。

当日の感想だが、スキンと同じくらいケイムラの針にも食ってきた。ホロフラッシュは少し食いが悪いようだった。また、ケイムラはステイよりも積極的にリアクションする方が食いがよかった。

■サビキ針の食いのよさ
・スキン◎
・ケイムラ〇
・ホロフラッシュ△

なぎ丸で配られる仕かけ(左)と釣り人が持ってきていた仕かけ(中央、右)

アジの釣り方

アジは基本的には、底付近で釣れる魚なので、狙うタナはほぼ底だ。まず、船長から指示ダナ(当日は底から5~10m)を聞くと、1度仕かけを底に落とす。鉄仮面が底に着いた瞬間に、すぐ下の指示ダナまでリールを巻く(当日は5m)。その後、竿を軽く1、2度シャクってマキエを撒く。マキエを撒いたらステイする。2、3分してもアタリがでない場合は、タナを1mずつ上げて、2、3回繰り返しタナを探っていくことが、この釣りの基本的な釣り方となる。

外道をかわしてアジを狙う

アジ狙いでの主な外道がサクラダイだ。このサクラダイは好奇心旺盛で、目の前にエサがあると飛び付いてくる。サクラダイはほぼベタ底にいる魚なので、こればかり釣れる場合はタナを上げてやることが大切だ。

■サクラダイを交わすにはタナを上げる

サクラダイ

釣果を伸ばすコツ

魚影がたくさんあっても、どうにも食い渋い状況でアタリがとても小さい時がある。そんな時に有効なことは2つ。1つは置き竿ではなく手持ちにすること。そして、もう1つは小さなアタリがでた瞬間にリールを1回転させたり聞き合わせたりすることだ。リアクションを付けてやることにより、アジが反応して食ってくる。そのほか、マキエを撒いた後に電動のデッドスローで巻くことも効果があった。

■コツ
・竿は手持ちですること
・小さなアタリが出たらリールを一回転
・聞き合わせていく

さて、釣り方はマスターできただろうか。これを参考にぜひ、アジ釣りを楽しんでもらいたい。こんな大きなアジが登場するかもしれないぞ!

今回撮影協力してくれた和歌山・湯浅発のなぎ丸

なぎ丸は釣座も広い快適船。湯浅の老舗船宿として有名だ。船長はとても丁寧で釣り方なども気軽に教えてくれる

なぎ丸の詳しい情報を見る

 

 

 

 

 

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