初めて行く釣り場は、どんな釣り場なのか、どこを狙えばよいのか、さらにはアクセスはどうしたらよいのか、などなど何かと不安なことが多いものです。

ここでは各地の堤防釣り場を、風景やポイントなどの写真をまじえて紹介します。

ぜひ釣行にお役立てください。

今回は、兵庫県神戸市の平磯海づり公園です。

兵庫・神戸　平磯海づり公園

神戸市垂水の国道2号の下水処理場前信号を曲がると、間もなく釣り場の料金所で、そのすぐ前、防潮堤の向こう側が釣り場になっている。

釣り場へ入るには、中間点にある出入口のスロープを利用すれば、車イスでも楽に入場でき、釣りを楽しむことができる。

このほかにも、階段が4カ所あるので、その階段近くへと駐車すれば、トイレも近くにあるので、何かにつけて便利。

ここはベランダ状の足場がよい釣り場で、東西に長さ1.5kmもあり、後ろが高い防潮堤で、前には手スリが一帯に付いている。

この手スリの高さは80cmほどなので、子供でも楽に竿が出せる。

釣り場は、際から18m前方までは敷石が入っていて、水深は5～8m。さらに、前方には魚礁も入っている。

ここは明石海峡に面しているだけに、潮流が速いことで知られ、大潮時などは川のように流れる時間帯がある。そのような所だけに魚種は多く、季節の魚が釣れる。

大物では、ブリ、メジロ、スズキ、マダイ、カンダイなど。

青物はノマセ釣りやルアーで、マダイやスズキはシラサエビの天ビンカゴの遠投釣りで狙っている。

ここは集魚材の使用が禁止なので、シラサエビのエサ釣りの人が多く、ウキ釣り、胴突き釣りなどでメバル、ガシラ、グレ、カワハギ、ウマヅラハギ、アジ、ベラなど、いろいろな魚が釣れる。

夏から秋はサビキ釣りでアジ、サバなども釣れる。

釣り料金は4時間大人1000円（時間延長は1時間当たり250円）、小人（6～15歳）600円（時間延長は1時間150円）。

開園時間は季節により変更になるが、12～2月は7～17時。休園日は木曜日（祝日の場合は営業）。

電車釣行は、山陽電車の東垂水駅下車で徒歩3分。またはJR垂水駅から徒歩などで。

車は国道2号で平磯へ。

神戸市立平磯海づり公園（☎078-753-3973）

 

堤防釣りは誰でも手軽に楽しめるレジャーですが、釣り人のマナーによっては釣り場が閉鎖されたりする所もあります。

いつまでも釣りが楽しめるように、釣り場の環境を守り、ゴミは必ず各自で持ち帰るようにしましょう。

また、自分の安全のため、釣行時には必ずライフジャケットを着用しましょう。

※この記事は2023年11月現在のものです。

釣り可能なエリア、駐車スペースなどは変更になる場合がありますので、釣行時はご注意ください。