さて問題です。
この化粧箱のような、木の箱。いったい何でしょうか。
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答えは「エビ箱」です!
エビ箱って?
エビ箱というのは、エサとなるシラサエビを活かしておくための箱。播州エリアのメバル釣りファンに愛されている、渋めのアイテムです。
網が張ってある引き出しに、シラサエビを活きたまま並べておき、上部にブロックの氷を入れておきます。
そうすると、氷の冷気と溶けた雫が落ち、シラサエビを新鮮なまま活かしておけるというワケ。
釣った魚は氷の上に置くなどし、クーラーボックスの代わりにもなるという優れもの!
ホントに活かしておけるの?
最近はバケツなどに海水を張り、エアーポンプを使って活かす方法が主流ですが、電源(電池)も必要だし、日光に当たっていると水温が上がり、弱ってしまうことも。
エビ箱はまず電源を必要とせず、氷なので、常に冷えた状態をキープします。網の上にスポンジや不織布など、水分を含ませられる状況を作っておけば、さらに効果は持続するようです。
もうひとつ、水中から掬う必要がなく、さっとエビを捕まえることができるので、手返しの早さにも繋がるというのだから、知恵がすごい。
そんなエビ箱を見せてくれた「黒潮工房」はこちら!
営業時間 11:00~20:00
定休日 水曜日
電話番号 06-6923-6622
アクセス
大阪メトロ谷町線の都島駅から徒歩12分ほど。野江内代駅からも同じくらいの距離です。
専用駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがあるので、車でも訪れやすいですよ。