進駐軍向けに作られた、このロッド。じゃあ約70年前のモノってこと!?

先日訪れた大阪の都島にある「黒潮工房」さん。

ロッドビルディングの腕前が秀逸と評判の店主が切り盛りする、街の釣具店です。

こちらに伺った際、気になるロッドがショーケースにあったので、見せて頂きました。

それがこのロッド!

8角形のブランクス

木箱に入った4本継のロッドで、ビックリしたのが、ブランクスの部分。

ちょっと角ばっているのが分かるかと思います。これ実は8角形になっているんです。

なぜ8角形かは、正確には分からないそうなのですが、未だにフライフィッシング用のロッドに7角形のものがあったり、名残りはあるようですね。

ティップはこんな感じ。なんかタバコのパイプのようなシルエットですね。素材からそんなイメージが付きやすい。

進駐軍向けに製造されていた

実はこのロッド、過去に進駐軍が日本にいた頃、その軍に所属する隊員に向け作られていたとのこと。

もう日本から進駐軍がいなくなって70年近く経つので、それくらいということ。実際お店に置いてあったものは、新しく作り直されたものなので、リペア品ですね。

それでも、なかなか興味がそそられる品ですね。

レトロなリールも

同じショーケースには、レトロなリールも多く並べられ、どれもめっちゃキレイ(笑)。

レトロなアイテムをお探しの方は、ぜひ黒潮工房へ足を運んで見てください。

面白いアイテムが見つかるかも!

お話を伺った黒潮工房さんはこちら

営業時間 11:00~20:00
定休日 水曜日
電話番号 06-6923-6622

アクセス

大阪メトロ谷町線の都島駅から徒歩12分ほど。野江内代駅からも同じくらいの距離です。

専用駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがあるので、車でも訪れやすいですよ。

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