先日訪れた大阪の都島にある「黒潮工房」さん。
ロッドビルディングの腕前が秀逸と評判の店主が切り盛りする、街の釣具店です。
こちらに伺った際、気になるロッドがショーケースにあったので、見せて頂きました。
それがこのロッド!
8角形のブランクス
木箱に入った4本継のロッドで、ビックリしたのが、ブランクスの部分。
ちょっと角ばっているのが分かるかと思います。これ実は8角形になっているんです。
なぜ8角形かは、正確には分からないそうなのですが、未だにフライフィッシング用のロッドに7角形のものがあったり、名残りはあるようですね。
ティップはこんな感じ。なんかタバコのパイプのようなシルエットですね。素材からそんなイメージが付きやすい。
進駐軍向けに製造されていた
実はこのロッド、過去に進駐軍が日本にいた頃、その軍に所属する隊員に向け作られていたとのこと。
もう日本から進駐軍がいなくなって70年近く経つので、それくらいということ。実際お店に置いてあったものは、新しく作り直されたものなので、リペア品ですね。
それでも、なかなか興味がそそられる品ですね。
レトロなリールも
同じショーケースには、レトロなリールも多く並べられ、どれもめっちゃキレイ(笑)。
レトロなアイテムをお探しの方は、ぜひ黒潮工房へ足を運んで見てください。
面白いアイテムが見つかるかも!
お話を伺った黒潮工房さんはこちら
営業時間 11:00~20:00
定休日 水曜日
電話番号 06-6923-6622
アクセス
大阪メトロ谷町線の都島駅から徒歩12分ほど。野江内代駅からも同じくらいの距離です。
専用駐車場はありませんが、近くにコインパーキングがあるので、車でも訪れやすいですよ。