マダイ、メバル、アオリイカなど魚種多彩に釣れる好釣り場「とっとパーク小島」で実釣してみた!

寄稿:竹村勝則

竹村勝則 プロフィール

元釣場速報編集部のベテラン記者。堤防釣り、磯釣り、渓流釣りなどに造詣が深く、各地の堤防、磯、渓流などに積極的に繰り出している。ウキなども自作するこだわりの強い1面もある。

大阪・泉南 とっとパーク小島

大阪・泉南 とっとパーク小島はこんな釣り場

ここへは府道752号(旧国道26号)深日から加太への府道65号に入って、小島漁港の手前にある、岬町海釣り公園・道の駅とっとパーク小島。道沿いにあるので、分かりやすい。

釣り場は鉄製の桟橋で、陸から200mほど海に突き出ている。先端に行くほど深く、水深は約25mある。

桟橋の右(大阪側)、左(和歌山側)ともに、5mほど前方に魚礁が入っていて魚が付いており、季節の魚が釣れる。

釣行日は11月末だったのでマダイ、グレ、青物、ヒラメ、メバル、ガシラ、カワハギ、ウマヅラハギ、アジ、ベラ、アオリイカ、コウイカ、スズキ、チヌ、サンバソウなど多彩だったが、水温が低下してくると、釣れる魚は少なくなるが、メバル、ガシラは冬も釣れる。

ここは潮流が速く、特に大潮時は川のように流れたりと、複雑。その潮がわり時や、潮弛み時が時合の目安。

釣り場へは階段とスロープがあるので、荷物を運ぶカートが使える。

食堂、トイレもある。足下は金網状なので、小物類は落とさぬよう、要注意。

釣り料金は大人1500円、子供750円。開園時間は12~2月は7~18時。休園日は毎週金曜日(祝日は開園)。

マダイ、カワハギ、メバルの3魚種を狙って出発

泉南、岬町の海釣り公園・とっとパーク小島は、陸から釣り桟橋が200mほど突き出ていて、潮が速く、魚礁も入っているので、魚種多彩に季節の魚が釣れる。

釣り状況は、マダイ(手の平から30cm級)が10尾前後釣れており、釣り方はオキアミエサの天ビンカゴ釣り。

グレもオキアミのフカセ釣りで、30cm前後が望める。メバルも釣れており、これからの釣り物だ。ほかにも青物、ヒラメ、カワハギ、アオリイカなどの姿も見えた。

さて、何を狙うか迷うが、マダイ、カワハギ、メバルの3魚種を狙えば、どれかは当たるだろうと、釣り道具を用意した。

釣り場へ着いたのは6時半頃で、50番目。桟橋の先端から20mほど手前の左側に入った。

先端寄りの人は、ほとんどがマダイ狙いの天ビンカゴ釣り。左の人は、ノマセ釣りをしていた。

朝は風が弱く、潮は緩やかに前方へ流れる、釣りやすい潮。

しかし、当日は大潮回りだけに、やがて潮が走るように流れ出し、ウキがみるみる前方へ50m、60mと流れていく。釣りがし辛く、マダイは15cmぐらいの小ダイが釣れただけ。釣座を変え、カワハギを狙うも釣れず。

メバルが絶好調

夕方になったので、3魚種目のメバル狙いにチェンジ。スタッフが、「メバルなら、階段下辺りがよい」と教えてくれたので、桟橋の支柱際を狙う。

足下近くを釣るので、竿は渓流竿(硬調)の4.5m、道糸は1.5号、ハリスは1.2号、針はメバル針8号。オモリは2Bを2個打ちで、ウキのかわりにケミホタルミニを2つ付けた、ミャク釣り仕かけ。

流れと波気があるので、ウキでは釣り辛いと見て、ミャク釣りにした。

17時半頃、シラサエビのマキエをしてから仕かけを入れ、2ヒロぐらい沈んだのを見計らい、ソーッと竿先を上げてくると、竿先がわずかにグーッと重くなった。

聞きアワセで竿を立てると、グリグリーッと思わぬ強引で、竿を締め込む。ゴボウ抜きで取り込んだのは、23cmのメバル。1投目から幸先よし。

それから時合となり、夢のような入れ食い。20―25cmの良型揃いが、2時間で20尾も釣れた。

3魚種目で大当たりした日であった。

アクセス

 

釣り料金は大人1500円、子供750円。開園時間は12~2月は7~18時。休園日は毎週金曜日(祝日は開園)。

「とっとパーク小島」公式ホームページはこちら

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