【春のカマス釣り】たくさん釣れた時こそ!「ピチット」を使って簡単&美味しい「一夜干し」を

堤防釣りはじめよう!特集

堤防釣り入門に適する魚だと思っているひとつがカマス

アジ・イワシ・サバなどと比較すれば、普段釣りをしない方からすると馴染みは薄いかもしれませんが、釣り人の間ではポピュラーな魚で、脂の乗る時期になると塩焼きにして味わい深く、干物なども定番です。

堤防釣り入門にカマスはピッタリ!

カマスが堤防釣りの入門に向く理由ですが、群れで行動し、いる所さえ分かってしまえば比較的簡単に釣ることができるからです。

魚食性も強く、イワシ(カタクチイワシ)など小魚を捕食することも多いため、そうした小魚のような動きをするルアー各種への反応もよい魚。「初めてのお手軽ルアー釣り」にもピッタリ。もちろんサビキ釣りなどでも釣れます!

旬は春・秋と言われ、この時期は数を伸ばしやすいです。小気味よい引き味も釣りとして面白い!

釣れ過ぎ問題の救世主!? ピチット

さて、記者も先日カマス釣りへ。元々、小旅行ついでの3時間ほどの釣行でしたが…。

よく釣れてくれました。問題は、ついつい夢中になってしまうこと。

「やってしまった…。短期間に食べきれない」

割と〝カマス釣りあるある〟ではないでしょうか?

超カンタン一夜干し!いかがでしょう

△ピチットで包み、12時間冷蔵庫保存して焼いた一夜干し。美味なり!

そんな時、ぜひ試していただきたいのが「一夜干し」です。保存も利きますし、魚の旨みを感じられる調理法ですよね。

ピチットのメリット

そして、そこで頼りになるのがオカモトのピチット

出典:ピチット公式

ピチットは、これまで何度か取り上げたことのあるアイテムですが、その特長をおさらいすると…。

①水分を取る
②生臭みを取る
③旨みが凝縮

それが食材を包むだけで、誰でも簡単に間違いなくできてしまう優れモノ。もちろんこれは魚だけではないですが、釣り人御用達アイテムとしても認知されているのでは?

ピチットの仕組みについては以下の記事も参考に。

【お魚を超簡単に美味しくする神アイテム】「ピチット」の秘密を徹底解剖! オカモト株式会社に潜入してみた

ごく簡単にいうと、ピチットに包むと水分・生臭みをシート(2層構造で間に昆布成分と水あめ成分が含まれる)が吸収し、それが戻ることはない。だから食材には旨み成分が凝縮されるというワケです!

水分が多い魚だからこそ!
ピチットとの相性バツグン

今回ピックアップした魚「カマス」ですが、ピチットとの相性はバッチリ。というのも、カマスは比較的水分の多い魚。水っぽさを抑えると共に、生臭みが除去され旨みが凝縮されるのですから!

△フワッと旨み凝縮。それがピチットの一夜干し

作り方を簡単に。

①ウロコを落とす(尾ビレから頭側に)
②背開き(または腹開き)し、内臓を取り、血合いを洗い流す
③塩水(塩分濃度10%を基準にお好みで)に漬け30分前後
④取りだした魚の表面水分をよく拭き取り、ピチットで包む
⑤冷蔵庫に入れる

△背開きの場合はエラから包丁を入れ、中骨に沿って尾まで引く

△包丁を尾まで入れたら開くので、最後は軽く手で開いて内臓を取る

△エラブタも臭みの原因となるので外す

△皮側から見るとこんな感じ

以上! ねっ、と~っても簡単ではないですか?

やっぱり…美味いわっ!

ちなみに、ピチットには脱水力による違いや用途別・サイズ別に様々な種類がラインアップされています。詳しくはピチット公式webサイトにてご確認頂きたいのですが、今回の一夜干しに関していうと、「ピチットでカンタン!一夜干しシート」という種類があります。

簡単なレシピ付きで、12時間ほど冷蔵庫で保存されたらOK…ということで今回は12時間後に取りだしてみました!

密着させるのがポイント

ちなみに、ピチットで魚を包む時は軽く指で押すように、空気を抜きながら密着させるのがポイント。

△12時間後、冷蔵庫から取り出しピチットを剥がすと脱水され、旨みが凝縮されたしわのある状態に

12時間後、早速いただきましたが…。やっぱり安定の美味しさ!

余計な水分が除去されているからか、焼き上がりも早く、表面は程よい焼き加減ながら内側はフワッと。キメ細かいカマスの白身のほのかな甘みも感じられる。

誤解なきようお伝えしておくと、ピチットを使うと2倍も3倍も美味しくなるのか?と聞かれれば、そうではないと思います。

ただし、今回も同じ下処理をしたカマスで、ピチットに包んだものと、通常のキッチンペーパーに包んだカマスで一夜干し(同様の冷蔵庫保存)を作って食べ比べたら、やはりピチットに軍配が上がりましたね。

簡単に魚を美味しくする

ピチットを使った一夜干しはとにかく手間が掛からない。これが最大の推しポイント。

魚をさばく、塩水に漬ける、水分を拭いたらピチットで包み冷蔵庫で保存。翌日には完成! 手間要らずで魚の旨みを引き出した一夜干し(干していないですが笑)が誰でも作れるのが魅力なのです。

もちろん、刺身や揚物、煮魚に焼き魚もそう。ピチットは食材の旨みを引き出すだけに、普段の料理が簡単にいつもとちょっと違う美味しさになるのが魅力。

せっかくなら、美味しい魚料理を食べたい、食べてもらいたい…そんな皆さんにはぜひチェックしていただきたいピチットなのです。

ピチット公式webサイトはこちら

https://pichit.info/

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