船頭直伝のタイラバ術Vol.3 大阪・泉南、小島沖編

各地で強い人気を誇るタイラバ。

細い糸でマダイとやり取りするスリリングさ、巻くだけでOKな手軽さ、セッティングの組み合わせの奥深さ、などが人気の秘訣。

各エリアにはそれぞれの釣り場に合ったロッド、セッティング、釣り方が存在する。

そこで、今回各エリアの船頭にタイラバのキモとなるポイントを紹介してもらった。

第3回は大阪・泉南、小島漁港の第2小島丸の梶原船長が紹介してくれたポイントを紹介。

船頭直伝のタイラバ術Vol.1鳴門海峡周辺

船頭直伝のタイラバ術Vol.2明石エリア

ポイントは港から10分の超近場、釣り時間もしっかり取れるのが嬉しい

小島エリアの最大の特徴はポイントの近さ。

出船して約10分の港の目と鼻の先がポイントなので、釣り時間がほかのエリアより長く取れる。

タックルは軟らかめの乗せ調子がオススメ

ロッドは軟らかめのタイラバロッドやライトゲームロッドがオススメ。

こだわりたいのはリールで、ドラグ性能やクラッチの作りがよいもの。

底から巻き上げて落としてを繰り返す釣りなので、クラッチが頑丈でないと不具合が出る可能性があるからだ。

ラインはPE0.8~1号で、リーダーはフロロ4号を3~6mほど取っておくとよい。

タイラバはタングステン製が着底感度もよくてオススメ

タイラバのヘッドは着底感度に優れたTG製がオススメ。

重さは60~80g。

カラーはそこまで気にする必要はないかな、と船長。
梶原船長のオススメのセッティングはスカート、トレーラーは使用せず、ネクタイはカーリータイプとストレートタイプの2本付け。

ストレートのネクタイは細身の物、カーリータイプは活性に応じて細身のものとボリュームのあるものを使い分けるとよい。

イワシベイトの時などは、フラッシング効果のあるアイテムを使用することもある。

流し方はドテラ釣りで、水深は40~70mを狙う

船の流し方はドテラ流しで狙う。

水深は40~70mのかけ上がりを狙うことが多い。

タナは反応が出ている水深から最低10m以上は巻こう。

巻きスピードは、底から10mはゆっくりめのスピードで、それより上の浮いたタナでは早巻きに反応することが多い。

盛期は6月、7月で、数では2ケタ弱、サイズは80cm級までは狙えるぞ。

以上が第2小島丸でのタイラバのポイントだ。

参考にして釣果アップに繋げてみてほしい。

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