【脂ノリノリのマイワシで作るオイルパスタ!】ふっくらと軟らかく仕上げる煮付けのテクニックも紹介

寄稿:美味魚ハンターけーちん

美味魚ハンターけーちん(びみぎょはんたーけーちん) プロフィール

「美味魚ハンター けーちん」こと、川森慶子さんは、日本各地の美味しい魚を追うアングラー。オフショアジギングやキャスティング、タイラバを中心に、エサ釣りや、中深海釣りにも精通している

皆さん、こんにちはー。2月に大羽イワシ(大型のマイワシ)の大量調達をして、脂ノリノリのイワシ料理を堪能しています。これだけ脂の乗りがスゴいと、塩焼きが1番美味ですが、たまには煮付けも食べてみたい。

マイワシに含まれるDHAやEPAの含有量は、ものすごく優秀なので、積極的に摂りたいですね。そんなマイワシも、欲を言えば、骨ごとまるっといただきたい! でも、圧力鍋は、シュッシュとうるさくて怖~い。なので、我が家には圧力鍋がありません。と言うことで、普通の鍋で骨まで軟らかくする煮付けを作り、煮付けに飽きたら、これを使ってオイルパスタは、いかがでしょうか。

今回は、イワシの煮付けに飽きたら、煮汁ごと使ったオイルパスタの紹介です。フライパン1つで、作っていきましょう♪

大羽イワシの煮付けで作るオイルパスタ

【材料】(1人前)

●パスタ 100g(茹でるお湯、塩は茹でる水に対して2%)
●ニンニク 1片
●輪切り唐辛子 お好みで
●オリーブオイル 大さじ3
●パスタの茹で汁 お玉1杯
●ブラックペッパー
●大羽イワシの煮付け 1尾
●大羽イワシの煮付けの煮汁 大さじ3
★自家製アンチョビ 10g
★ナンプラー ティースプーン2杯
(★印がない場合は、市販のアンチョビを使用し、ナンプラーはなしでもOK)
●マイタケ 適量

【作り方】

①フライパンにパスタを茹でる水を入れ、沸騰したら、水に対して2%の塩を入れて、パスタを茹でる(茹で時間は記載よりも1分短めに仕上げる)。季節の野菜も、ついでにボイル

②茹で上がったパスタは、茹で汁とパスタに分けて湯切りしておく

③空いたフライパンに、オリーブオイルとニンニクを加えてから中火にし、油に香りを移す。ニンニクがほどよく色付いてきたら、輪切り唐辛子を加え、焦げないように火入れする(ガス火なら、フライパンを傾けて、端の一角で火入れすることによって、焦がさずによい状態にしやすい)

④パスタの茹で汁をお玉1杯入れて、中火でオリーブオイルと水分を乳化させる(フライパンをクルクル回したり、ゆすりながら、オリーブオイルと茹で汁をしっかりとまぜ合わせる。ソースが白っぽくなってきたら、乳化完成)

⑤ブラックペッパー、薄くスライスしたアンチョビ、ナンプラー、パスタを投入し、手早くまぜ合わせたら、マイタケを投入し、イワシの煮付けを丸ごと投入。煮汁も加えたら、イワシを箸で崩しながら、何度かフライパンをあおって、季節の野菜とともに盛り付けて完成

いかがでしたか。イワシの煮付けは優秀な食材で、食べれば美味しいのに、見た目が魚々しいからか、我が家でもなかなか、お箸を伸ばしてくれませんでした。でもこのオイルパスタ、リクエストがあるほど美味しいようで♡ とても嬉しい悲鳴です~♡

イワシは、穀物酢で下茹ですることで、骨まで軟らかくいただけるので、小さなお子さんから年配の方まで、丸ごと安心して食べられます。酢で煮た後は、大量のお酒と水で煮込むので、でき上がりは酢独特の酸味はゼロどころか、ふっくらと軟らかく仕上がるので、オススメです♡

自家製アンチョビは、昨年6月の泰丸でのイカメタルで釣れたゲスト魚で作りまして、調味料として冷蔵庫に保管しています。この塩味が、イワシの煮付けの優しい甘味とよく合うのです! ウルメイワシで作る自家製アンチョビのレシピは、来月に紹介します♪

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