水温の上昇とともに各沖でエサ取りが活発になると、日本海はフカセ釣りの好シーズンを迎える。
船のフカセ釣りでは、スプールの回転が滑らかでスムーズなラインの放出が実現できるリールが重要だが、竿もその点においては重要なポイントとなってくる。
そんな船のフカセ釣りに特化したロッドが、ダイワから新登場している。それが「リーオマスター フカセSX」。
大口径の専用ガイド配置で、フカセ釣りの命とも言えるスムーズなライン放出ができ、ラインのガイド絡みなどのトラブルも激減。潮が緩く、仕かけが流れにくいシーンや、波気があり竿の上下動が激しいシーンなどでも、スッとラインがガイドを通って出ていき、自然な仕かけの流れを演出してくれる。
竿の調子は6対4調子で、「M-345」と「H-300」の2種がラインナップ。
やや長めの「M-345」は、マダイ狙いに最適なタイプで、魚が掛かれば柔軟に美しい弧を描いて曲がり込んでくれ、急な引き込みによるバラシなども防いでくれる。
「H-300」は、ヒラマサやブリなどの青物を主眼においたタイプで、強烈な引きにも対応できるバットパワーを備えている。また、取り回しのしやすい長さ設計は、船べりで再び突っ走るヒラマサなどの取り込みにも安心。
今シーズンは、すでに京都・中浜沖~白石グリ、福井・鷹巣~三国沖で好釣果が連発しているほか、6月16日には日本海屈指の好漁場、玄達も解禁し、これからフカセ釣りがますます盛り上がる時期。
2017シーズンのマダイや青物狙いのフカセ釣りで、大きなアドバンテージとなるロッドだ。