兵庫・江井ケ島漁港でキス釣り楽しむ
落ちギスには定評ある明石市の江井ケ島漁港へ釣行した。
現地到着が8時頃。まずは南側の大波止の東向きに入り、早速タックルをセット。
投げ竿はトーナメントプロキャスター27号、リールはトーナメントサーフ35を使用。
そして、キス針8号の5本針仕かけに石ゴカイを刺して、沖の一文字波止の内側を探る。
江井ケ島漁港は全体的に水深が浅く、ほとんどの魚種で大物は期待薄だ。
しかし、落ちギスだけは例年、10~11月にかけて20cm前後が爆釣し、中には27、28cmの大型もまじるので、釣れ出すと大フィーバーとなる穴場だ。
丹念に内側を探ったが、全くキスのアタリがなく、さっぱりの状態。
それならばと、最近絶好調が続いている播磨新島へ転進しようと考えて港内に戻る。
地元の方が「数日前に港内で良型のキスを釣ってましたよー」と教えてくれた。
これで残念ながら1番乗りはなくなったが、それなら1度竿を出そうと、船溜まりから北側の小波止を目掛けてキャスト。
すると、すぐにブルン、ブルルンと心地よいアタリがあり、20cm級がヒット。
「おっ、いるいる」と、思わずニンマリ。
それから6尾まで快調に釣れたが、やはり浅いので、そのうちにキスが散ってしまった。
それなら「キスは足で釣れ」と昔から言われる通り、港内を移動しながら探って行く。
ただ、漁船の停泊用にたくさんのロープがあり、また海底もゴミなどで根掛かりも激しい。
最後は反対側の小波止まで行き、東側の航路筋を探ると、また活発なアタリが続いた。
水深が浅いのでアタリも大きく、面白いように良型キスがヒットする。これが落ちギス釣りの醍醐味だろう。
結局、昼前まで探って15~21cmを22尾と期待以上の釣果だった。
京阪神からは阪神高速道路、第二神明道路を経由して大久保インタで降り、左折して県道148号線を南下。国道250号の谷池の交差点を左折して江井ケ島漁港へ。