釣りの好シーズンは、日本海ではイカ釣りや五目釣り、大阪湾ではタチウオ狙いで賑わいを見せます。
そこで、我が家の「板長=女房」が、私が各地への釣行で釣ってきたイカや、ゲストで釣れる魚を美味しく召し上がっていただくための「料理レシピ」を紹介します。
今回は各地で釣れているハマチの料理です。ぜひお試しください。
刺し身などにした後のアラを無駄なく使う一品、「ハマチの船場汁」
◆ 材料 ◆ (4人分)
•ハマチのアラ 1/2尾分
•大根 3cm いちょう切り
•人参 3cm いちょう切り
•ゴボウ 1/3本 ささがき
•白菜 1枚 4cmぐらいの拍子切り
•玉ネギ 中 1/4個 くし切り
•三つ葉 1株 4cmぐらいのざく切り
•水菜 三つ葉と同量 4cmぐらいにざく切り
•ネギ 適量 斜めに薄切り
•こしょう、七味唐辛子、柚子胡椒など 適量
•酒 50㏄
•薄口しょうゆ 大さじ3
•塩 少々
•昆布 10cm角
•水 1ℓ
◆ 料理手順 ◆
①昆布は前もって、1ℓの水に漬けて戻しておきます。
②ハマチのアラは、ひと口サイズに切り分けて、塩をしっかりと振ってザルに並べて、20分以上置きます。
③野菜類を切っておきます。
④②のアラに熱湯(分量外)を回しかけて、水で洗います。
⑤鍋に①の昆布を戻した水と一緒に入れて、大根とニンジンを煮ます。
⑥鍋が沸いてきたら昆布を取り出し、④の洗ったアラ、白菜、玉ネギ、ゴボウを加えて、煮えてきたらアクを取ります。
⑦薄口しょう油に酒を加えて味を見て、塩少々で整えます。
⑧ネギを入れてひと煮立ちしたら、椀に注いで水菜と三つ葉を乗せ、好みでコショウ、七味唐辛子、柚子胡椒などを添えてどうぞ。
◆料理時のポイント◆
元々は塩サバのアラで作った昔ながらの大阪船場の商家の味ですが、青背の魚なら何でもできます。
しっかりと塩を振って、余分な水分を出すことで臭みも抜け、旨みが増します。