【鬼才・松田稔が監修】究極の渓流竿「がま渓流マスターモデル」を触ってみた!

がまかつから、マスターの名を冠する渓流ロッドが登場します。

何と、監修はあの松田稔氏。

「鬼才」松田稔氏は史上初めてG杯争奪全日本がま磯チヌ選手権、G杯争奪全日本がま磯グレ選手権という2魚種を制覇した超有名アングラーです。

松田稔氏

その松田稔氏が監修し、2012年から長い歳月をかけて完成された渓流ロッドが「がま渓流 マスターモデル」。

松田稔氏のこだわりがたっぷりと詰まっているロッドで、渓流釣りファンの間では発売前から期待度がかなり高い。

そのロッドを何と触らせていただくことに! がまかつさん、ありがた過ぎます。

がま渓流 マスターモデル

がま渓流 マスターモデル」は世の中にない渓流竿を作ろうという、松田氏の思いで開発され、「誰でもラクに渓流釣りを楽しむことができる」がコンセプトのロッド。

出典:がまかつ

がま渓流 マスターモデルの公式ページはこちら

特設ページはこちらをチェック

かっこよ過ぎな見た目に脱帽

さて、それではヨダレ物のロッドを拝見していきましょう!

がまかつさんから届いたロッドを、まずは梱包から取り出します。

すると、ロッドカバーに入った「がま渓流 マスターモデル」が。

とにかくその姿を見てみたいと、丁寧にロッドカバーから取り出します。

映え間違いナシの洗練されたデザインにうっとり

おお! ロゴの部分からいきなりのインパクト!

深みを帯びたブルーと金字が合わさってかっこいい!

少しロッドを回してみると、ここにも遊び心。まるで生きているような美しい渓魚たちを発見!

ここにも遊び心が散りばめられています。

見た目にも楽しくなるような遊び心のデザイン

持っているだけでうれしくなるデザイン。

これ、めっちゃ大切なんですよね! 釣りって準備から始まっているので、テンションが上がるデザインだと釣りがより楽しくなりますよね。

もはや、家でロッドを見ているだけでもうずうずしちゃいます!

「このロッドを持って渓流に行ったら…」。考えただけでもアドレナリンがでちゃいます(笑)。

グリップがカッコ凄イイ

筆者的に注目なのがグリップ。

デザイン的にも、機能もいい優れもの。

パールカラーが映えるグリップ

パールカラーのデザインがかなりかっこいいですよね。

しかも、デザインのよさだけでないのが、このロッドの魅力。

グリップは、テンカラ竿のように元竿の尻端まで細身に設計した特徴的な仕上げになっています。

柔軟な使い心地を追求しつつ、アタリに対して手首を軽く返すだけで竿先に力が伝わり、しっかりとしたフッキングができる力を持っているという高機能さ。

手首を返すだけで、しっかりとフッキングができるなんて…。

持ったら「えっ!?」となる軽さ

まず筆者がロッドを手に取って感じたのは「軽い」ということ。

5.5mと6mの2機種あり、今回は6mをお貸しいただいたのですが、何と6mで標準自重が120g。

ちなみにこの重さ、例えるとパプリカ1個分(笑)。

そう、日本中の子供が口ずさんでいたパプリカ。

分かりやすいような、分かりにくいような…。ま、まあ、とにかく軽いんです。

今回は残念ながら実釣はできませんでしたが、実釣時の持ち感はどうだろう?

ということで、ロッドを伸ばしてみました。

軽さの秘密はスーパーASD

伸ばしてみたら、長さに比べてさらに軽くてビックリ!

その軽さの秘密は、磯竿のマスターモデルやアテンダーⅡに使用しているスーパーASD。

これによって、振出竿のネックとなる継目の段差(クリアランス、隙間ですね)を従来と比べ50% 以上削減することに成功。

どうりで軽い訳。

さらに、ワンピースロッドに匹敵するスムーズな応力伝達が可能になり、粘り腰も向上とのこと。

6mは12継ぎ。それで、理想の曲がりを実現しているなんて恐れ入りました!

と、がまかつのロッド作りの技術を凝縮したロッドになっています。

早く使用したくてたまりませんよね。

また、穂先には繊細かつ高感度、巻き込み実験も従来品よりも1.7倍高い「スーパートップⅡ」も採用しているとか。

早く手に取りたい方も多いと思いますが、そんな方にこのロッドを説明すると、振り込み時は柔軟な調子。一方で、高弾性カーボンによる戻りの早さによって通常時はシャキッとした張りなっています。

これ、軽い仕かけや風抵抗のあるエサをしっかりウエイトを乗せながら振り込める。そしてロッドが元に戻る収束も速いので、狙った所に送り込めるし、その後はシャキッとした張りで仕かけやエサを「自分でコントロール」しやすいってことなんです。

前述した手首を返すだけで決まるアワセとともに、狙った所に振り込める、仕かけを操作できる、とまさに「誰もが楽に…」の看板に偽りなしな仕上がりとなっています。

鬼才、松田稔氏が完成させた、がまかつ珠玉の渓流ロッドをぜひ、手に取ってみてください。

「ラクに、ラクに」という松田稔氏の言葉通り、まるで自分の手のように扱えるロッドで渓流釣りを楽しむことができるはずです。

ラインナップ

標準全長
(m)
希望本体価格
(円)
標準自重
(g)
仕舞寸法
(cm)
継数
(本)
5.5 88,000 110.0 62.5 11
6.0 89,500 120.0 62.5 12

がまかつ

高品質の代名詞として釣り人に愛されるブランド。1955年に兵庫県西脇市に設立し、「がま磯」や「がま鮎」など、世に名作を数々出してきた。釣り鈎、釣り竿、アパレルなどの商品を開発・製造・販売している。

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