春を迎えると東北、茨城、東京湾でハイシーズンを迎える釣りのひとつが「船カレイ」。
カレイは、いきなりガツンとアタるのではなく、モゾモゾという小さなアタリがあってから、いつ掛けるかが勝負。その掛けどころが面白くて、カレイ釣りにハマる人も多いとのこと。
底を小突きながら誘うカレイ釣りは、底の細かな状況、そしてカレイの小さなアタリを感じるために、「感度」のいいロッドが必要不可欠です。
その感度を究極まで高めたロッドが、がまかつから新たに登場する「がま船 華鰈幻」。
さて、究極の感度を実現している「がま船 華鰈幻」。一体どのような代物なのでしょうか?
がま船 華鰈幻
この商品の詳細は公式サイトにて
圧倒的な手感度と、ズバ抜けた目感度
このロッドの最大の特徴、それは圧倒的な手感度。この感度を実現したのが、穂先に採用している高強度βチタン合金穂先の「テクノチタントップソリッドⅡ」。
何が凄いかと言うと、高強度βチタン合金、つまり金属素材を穂先に使用することで、金属特有の鋭い反響を手にすることができたということです。
また、先端部を極細に設定しているので、細かな変化を目視で一瞬にして理解できる、優れた目感度も実現しています。
また、このロッドは「エクストラセンサー」という感度を向上させるための特殊設計を採用しています。これは、力の流れを若干止める部分をあえて作ることにより、そこで振動が生まれ感度が向上するので、ラインから伝わる僅かなテンション変化を敏感に感じることができるのです。
持ったら分かるその軽さ
このロッドの重さは、1.6mで91g、1.8mでわずか98gしかありません。100gを切るって相当軽い。スマートフォンがだいたい140~180gの重さなので、かなり軽いですよね。持った瞬間に「えっ?」ってなるハズです。しかもただ軽いだけではなく、大型漁礁にも対応しているパワーも持っていますよ!
そんな軽さとパワーを可能にしたのがこちらの性能。
ブランクスには、軽量化を可能にしながら、パワーと粘りを実現している「TORAY® T1100G」を搭載しています。
ガイド位置や個数を最適化し、マテリアルとブランクス特性を最大限引き出すスパイラルガイドセッティングを採用。
リールシート部には中空構造「リザウンドグリップ」を搭載することで軽量化と感度の向上を実現。
■リザウンドグリップとは
リールシート固定のためのブッシング材を分割し、中空部を設けることで軽量化と感度性能を図った構造です。
2タイプからラインナップ
1.6m、1.8mの2種類あり、希望本体価格で55,500~56,500円。
華鰈幻は、「がま船・天鰈幻」がさらなる進化を遂げた後継機という位置づけでしょう。天鰈幻もまた感度がイイ竿があったのですが、その感度をさらに磨きつつ、さまざまな誘いに対応する操作性も増した印象です。
スパイラルガイドのがま船カレイ竿は恐らく初なのではないでしょうか? 小突きやすさやさばきやすさなど、あらゆる面で究極を求めたフラッグシップ。
この性能であれば、満足度の高い買い物になるのでは? 圧倒的な感度とその軽さで超快適な釣りができるハズです。
標準全長(m) | 希望本体価格(円) | 標準自重(g) | 仕舞寸法(cm) | 継数(本) | 錘負荷(号) |
1.6 | 55,500 | 91 | 85.0 | 2 | 25~40 |
1.8 | 56,500 | 98 | 95.0 | 2 | 25~40 |
※希望本体価格には消費税は含まれておりません