アタリが増えて釣果アップの要素が満載!! ひとつテンヤゲームに最適な【紅牙テンヤゲーム エアAGS】(ダイワ)

「魚の王様は?」と聞かれれば、「鯛(タイ)」と答える人も多いと思います。

日本では「めでたい」ということで、正月や祝い事などで用意されることが多い魚です。

「鯛」と言っても、その名の付く魚は国内でも多種ありますが、釣りでは「マダイ」をメインターゲットにして狙うことが多く、独特の引き味、ピンクの魚体にブルーのアイシャドーが入った美しい姿、そして、食べて美味など、アングラーに人気が高い理由を兼ね備えた魚です。

そんな人気の魚なので、このマダイを狙う釣り方は船釣りだけでも多岐にわたり、糸と針だけのシンプルな仕かけで釣るフカセ釣りから、天ビン仕かけや胴突き仕かけを使用したもの、さらに近年ではひとつテンヤやタイラバと言ったゲーム性の高い釣りが全国各地で爆発的な支持を得てきています。

そんな豊富な釣り方がある釣りですが、今回は最近発売されたひとつテンヤの竿で、気になるモノを見つけたので紹介します。

紅牙テンヤゲーム エアAGS

出典:ダイワ

その竿は、ダイワの「紅牙テンヤゲーム エアAGS」です。

ひとつテンヤの釣りって、常に手持ち竿で狙い、シャクったり、誘い上げたり、誘い下げたり、とアクションやステイを入れながら、穂先にでるアタリを掛け合わせていく釣りです。

それゆえ、「何が大事か?」ということになると、「軽くて、操作性がよくて、感度がよい」ということが竿に求められてきます。

竿の自重は94~104gと超軽量で文句ナシ!!

竿の自重は、94~104gと超軽量です。

これにはダイワオリジナルのテクノロジーである、AGS(エアガイドシステム)やAIR SENSOR SEAT(エアセンサーシート)などの機能が詰め込まれています。

▲エアセンサーシート

 

今まで分からなかったアタリが分かる!? 超高感度の穂先

マダイ狙いではエリアや季節にもよりますが、その狙うポイントの水深はさまざまです。

10m前後の超浅場もあれば、100m以上のディープエリアまでと、その幅は広く、当然のことながら深場ですと、穂先に伝わるアタリも鈍くなりがち。竿によっては、全くアタリが表現されない!?なんてこともあるかもしれません。

それでは、アタリを掛け合わせていくひとつテンヤでは釣りになりませんが、この紅牙テンヤゲーム エアAGSは微細なアタリや違和感を最高レベルで表現できる穂先が装備されています。

そう、「SMT」と呼ばれる超弾性チタン合金を採用したスーパーメタルトップです。

この穂先、カーボン素材ではなかなか現れなかった極小さな変化も、振動を長く伝える超弾性チタン合金のおかげで、今まで感じることができなかったアタリや違和感も感じることができるんです。

分からなかったアタリが分かる!! これってベテラン、初心者を問わず、釣りにおいてはモノ凄いアドバンテージですよね! アタリを掛け合わせる釣りで、アタリとして判断できる回数が多ければ、俗に言う「数撃ちゃ当たる」ではないですが、トータル的に見て、釣果が伸びるのは必然です。

また、感度がよいと言うことは、アタリだけでなく、テンヤの着底も分かりやすくなります。魚礁周りや岩礁帯を狙う時は根掛かり防止になるだけでなく、多くの釣り人が乗り合わせた場合でも着底が分からずに糸を出したままと言うことが少なくなり、オマツリ防止にもなります。

進化したグリップ周り

そして、感度は穂先だけでなく、リールシートにも注目です。

テスターの実釣動画を見ると、「テンヤ竿として大きく進化したのは、グリップ周り」と言っています。

▲人差し指がロッドに触れて、ブランクスから伝わるアタリも感じることができる

従来は、リールナットがアップロック方式であったのが、今モデルではダウンロック方式に変更されています。これによって何がかわるのか?

「握った時にブランクスをタッチできる。この指1本触れるだけで、今まで取れなかったアタリが取れるし、違和感もより多く感じることができる」。つまりは、可視化された目感度のアタリだけでなく、竿から手に伝わる手感度のアタリも重視された設計になっているんです!!

可視化のアタリが増えて、さらには手感度のアタリも増える! 釣果がアップする要素が満載ですね!!

パワー&しなりのバランスが絶妙

この竿は、調子が7対3の先調子に設定されています。

その特長としては、テスターの言葉を借りると「張りがあって、深場の釣りでも、しっかりとテンヤを動かせる」と言います。

また、マダイは引きが強く、大物となれば重量感もなかなかのもの、掛けてからは竿のパワーが求められます。ですが、パワーだけで力勝負を挑むと、細糸を使ったゲーム性の高い釣りなのでバラしにつながる危険性もあります。

それを防ぐように、この竿にはダイワテクノロジーのエキスパートセンスシミュレーションやX45、V-ジョイントといった機能が装備されており、パワーを備えつつも、しっかりと曲がり込んで大型の突っ込みも、しっかりといなしてくれます。

選べる5種のラインナップ

紅牙テンヤゲーム エアAGSには、スピニングタイプ4種とベイトタイプ1種がラインナップされています。

M-240SMT

軽量なテンヤが扱いやすく、浅場での軽快な操作性を誇るMモデル。

MH-235SMT

テンヤのタイプを選ばず、幅広い号数、水深に対応したまさにオールラウンドと言えるMHモデル。

H-235SMT

ディープエリアと相性がよく、重量級テンヤの操作性にこだわったHモデル。

H/XH-220SMT

近年全国的に開拓の進むスーパーディープに対応。さらにリアクション釣法もこなすH/XHモデル。短めのショートレングスで深場でも楽にシャクれる長さ。

MH-235SMTB

ボトム感度に優れ、その扱いやすさからも人気のベイトモデル。着底が分かりやすいので、2枚潮や潮が速い時など、底取りがし辛い時にも最適。

品名 全長(m) 継数(本) 仕舞(cm) 自重(g) 先径/元径(mm) 錘負荷(号) カーボン含有率(%) メーカー希望本体税込価格(円)
M-240SMT 2.40 2 125 94 0.7/11.0 1.5~15 97 53,350
MH-235SMT 2.35 2 122 94 0.7/11.0 2~15 98 53,900
H-235SMT 2.35 2 122 102 0.6/11.0 2~20 98 54,450
H/XH-220SMT 2.20 2 115 98 0.6/11.0 3~30 98 53,350
MH-235SMTB 2.35 2 123 104 0.6/10.8 2~15 98 53,900

以上が紅牙テンヤゲーム エアAGSのラインナップです。

釣り場により、そしてアングラーの好みにより、選ぶ竿の基準は異なってきますが、長さや硬さがひとつテンヤゲームにベストマッチするように設計された「紅牙テンヤゲーム エアAGS」。

アナタにベストな1本もきっと見つかるはずですよ。

テンヤマダイ最前線の動画はコチラ

ダイワ(DAIWA)

1958年の創業、リール、ロッド、ルアー、用品などあらゆる釣り物のフィッシングタックルを扱う総合ブランドとして、国内、海外に多くのファンを抱えている。ジャパンクオリティの品質の高いアイテムを日々開発、その過程で、世界初となるテクノロジーも数多く輩出している!

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