磯の大物と対峙する「レマーレBG」に待望のスピニングモデルが登場

絶海の磯で、まだ見ぬ巨大魚を獲る。

シマノの磯大物竿「レマーレBG」。

2017年に両軸仕様が発売され、対ビッグゲーム磯ロッドのラインナップで最強の強さと、手持ちでの釣りをこなせる絶妙なバランスで、大物を仕留め続けてきた、伝説のモデル。

その「レマーレBG」に、待望のスピニングモデルが登場。

「レマーレ BG」スピニングモデル

ブランクスは、無差別級の強さを求めた「レマーレBG」両軸仕様と同様、通常のカーボン素材よりもカーボン繊維を高密度に束ね、繊維間の隙間を大幅に減らし、その隙間を埋める樹脂を削減した高性能素材「マッスルカーボン」を中核に、シマノが誇る次世代の基本構造「スパイラルXコア」に、強化構造「ハイパワーX」を採用。

この強靭なブランクス構造に加え、ブランクスを焼き上げる工程で使用する成形テープのラッピングを極めて細かいピッチで施す製法「ナノピッチ」でさらに強度化。

スパイラルXコア

曲げ、ネジレ、つぶれなど、あらゆる方向に対して、さらなる高強度化を追求した、シマノ独自の基本構造「スパイラルX」に、東レ(株)ナノアロイテクノロジーになどによる高強度材を用いたカーボンスリットテープを使用。

この鍛え上げられたブランクスは、大物とのやり取りにおいてブレやネジレを抑えるため、安定したファイトを実現。

ハイパワーX

スパイラルXの最外層、もしくはカーボンシート縦横交差のノーマル構造の上からカーボンテープをX状に締めあげていき、キャスト時やファイト時に発生するネジレをさらに抑え込む強化構造。

 

「レマーレBG」を支えるこれらのブランクス構造は、パワーロスが少なく、竿の強さを100%発揮し、体感できる1本となっている。

出典:シマノ

細部の仕様も徹底強化

フロントには溝付き極太グリップ、グリップエンドにはファイティングボトム&ピトン対応の溝を搭載。

大型スピニングリールをがっちりと固定できる「Fuji DPS パイプシート」にはマットラバーコーティングを施し、濡れた手でも滑りにくく、安心のホールド感で、大物に挑める。

ラバー製ファイティングボトム

ファイトの際、腹部への負荷を軽減するためボトムエンドをワイド化。ピトン掛け対応の切れ込み、エンドロープ連結のための尻手環も装備。

Fuji DPS パイプシート マットラバーコーティング

「レマーレBG」SPEC

品番 全長(m) 継数(本) 仕舞寸法(cm) 自重(g) 先径(mm) 錘負荷(号) 適合ハリス(号) カーボン含有率(%) メーカー希望本体価格(税抜)
H475S 4.75 4 126.9 700 2.1 10~25 10~40 98.8 150,000

シマノ公式「レマーレBG」詳細ページはこちら

磯大物ロッドにおけるスピニングモデルの有効性とは?

両軸がメインとなるイシダイ、クエなどの底物にも対応するという、「レマーレBG」スピニングモデル。

魚が掛かってから安定して巻きやすい両軸モデルに対して、「仕かけの投入やコントロール、掛かってからの動作を考慮すると、圧倒的にスピニングリールの方が、万人に使いやすくて優しい」、と話す高橋哲也さん。

スピニングリールもどんどん進化し、両軸リールにひけを取らないほどの強度、耐久性があり、大物を仕留めることができるうえ、釣法の幅も広がるのが魅力。

活きエサを使った泳がせ釣りだけでなく、オキアミ、イワシ、キビナゴなど冷凍エサを用いたフカセ釣りも、このスピニングモデルで対応可能だという。

大物釣りの幅が広がる「レマーレBG」スピニングモデル。

釣りの楽しさをさらに広げてくれるストロングな1本。ぜひ、試されてみてはいかがだろうか。

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シマノ(Shimano)

1921年創業。1970年に「レジャーを通して人々の健康に寄与する 」という企業哲学のもと、釣具事業部が発足。リール、ロッド、ルアー、用品などクオリティの高いアイテムの開発、製造、販売までを行い、釣具の総合ブランドとして、国内外問わず多くのファンを抱えている。独自の技術も数多く、世界に誇るジャパンクオリティを提供し続けている。

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