釣りを始める時に最初に候補に上がりやすい、スピニングリール。

エントリーモデルからハイエンドと呼ばれる超高級機まで、さまざまなモデルがラインナップされています。

入門機とハイエンドモデルで何が違うのと言われると、巻き心地、ドラグの繊細さなど、ほとんど別物と言っていいほど変わってきます。

今回紹介したいのは、人気ブランド「アブガルシア」のフラッグシップモデル「ゼノン」。

出典：アブガルシア

新発想のボディ形状や使用する素材にこだわり、軽量で高強度なスピニングリール。

価格も他社のフラッグシップモデルと比べると抑えめな4万円台と比較的手を伸ばしやすいモデルになっています。

不要なパーツを排除する「左右非対称ボディ」

出典：アブガルシア

「ゼノン」のボディは左右で非対称になっています。

これは、メインのギヤーを左側に配置し、それをシンプルに覆うために右側には不要なスペースを与えないようにしているためです。

従って、ギヤー周りの強度を落とすことなく、軽量化することに成功しています。

 

軽量で低慣性なローター「C6 V-ROTOR」を採用

新開発の「C6 V-ROTOR」は軽量かつ低慣性。

そのため、巻き出しが軽く、巻きを止める時も「ピタッ」と止まるようになっています。

 

スプールシャフトにラインの巻き付きを防止する軽量な「Air-Fin spool」

スプールはスカート部分の形状にこだわった「Air-Fin spool」。

ラインがたるんだ際に、スプールシャフトへのラインの巻き付きを防止するフィン形状。

素材にもこだわり、従来のスプールよりも大幅に軽量化されています。

 

ソルトでも使用可能な「Salt shieldボールベアリング」

もちろんソルトでの使用も考え、「Salt shieldボールベアリング」を採用。

ベアリングの内外に撥水コートをして、塩ガミを極限まで抑え、変わらない巻き心地を提供してくれます。

 

脅威の軽量性！ 2500SHでなんと「148g」

冒頭で紹介した通り、「ゼノン」の魅力はその軽量性にあります。

何と2500番で脅威の148g。

軽量リールと呼ばれるものの中でもトップクラスに軽くなっています。

 

ほかにも様々な技術を搭載

先ほど紹介した「左右非対称ボディ」、「C6 V-ROTOR」、「Air-Fin spool」、「Salt shieldボールベアリング」以外にも様々なアブガルシア独自に技術を搭載。

フラッグシップの名に恥じない性能を持っています。

「ゼノン」には特設ページも設置されているのでそちらをチェックすることでさらに詳しく知ることができます。

「ゼノン」特設ページはこちら

全9モデルがラインナップ

「ゼノン」は全9モデルがラインナップ。

スペックは以下の表の通りです。

	自重（g）	ギア比	最大ドラグ力（kg）	最大巻き取り長（cm）	ボール／ローラーベアリング数（個）	ラインキャパシティ（m）	メーカー希望価格（円）
1000S	142	5.2:1	3	65	10/1	PE0.4号90	46,500（税別）
2000S	145	5.2:1	3	69	10/1	PE0.6号100	46,500（税別）
2000SH	145	6.2:1	3	82	10/1	PE0.6号100	46,500（税別）
2500S	148	5.2:1	5	74	10/1	PE0.8号150	47,500（税別）
2500SH	148	6.2:1	5	87	10/1	PE0.8号150	47,500（税別）
2500MSH	148	6.2:1	5	87	10/1	PE2号150	47,500（税別）
3000SH	165	6.2:1	5	93	10/1	PE1.2号150	48,000（税別）
3000MSH	163	6.2:1	5	93	10/1	PE2号220	48,000（税別）
4000SH	170	6.2:1	5	100	10/1	PE2号220	48,000（税別）

1000番から4000番までラインナップされているので、ソルトのライトゲームやエリアトラウトのような釣りから、ライトジギングぐらいまで対応できそうですね。

価格も46,500～48,000円（税別）とフラッグシップリールとしては抑え気味の価格も魅力的。

アブガルシア本気のスピニングリールで、釣りを楽しんでみてはいかが？

アブガルシア公式「ゼノン」の詳細ページはこちら